夜の会談
ここの所、非常に難しい症例の患者さんが増えてきて、ずっと一人で悩んでいました。
数日中に研修会などがある場合は、写真や模型、症状を記した書類を持参して相談することが出来ますが、そうそう調子よくぴったりの研修会があるわけではありません。
この1~2週間ほど毎晩模型や清書とにらめっこで頑張って考えたのです。幾通りの考えが浮かんだので、その検証に入ろうと思った時に気がつきました。
歯科は基本的に一人の力では治療が進みません。衛生士さんや助手さん、技工士さんの協力がないととてもうまくはいかないのです。
何を気がついたかといえば、うちには、優秀な技工士の黒澤さんがいると思ったのです。良いプランニングが出来ても、それを再現できる技工士さんがいないとただの夢物語です。そこで、自分の考えた症例のプランを皆が帰った夜に黒澤さんに相談しました。
ちょうど、黒澤さんも相談がしたかったらしく、1時間ほど症例の話や今後の歯科医院の運営についても話あうことが出来ました。
今後は、口腔内の情報も技工士さんサイドに提供し、また週一回の検証会も行って、より制度の高い技工物を作成していこうという気持ちになりました。
結果的に気分の晴れるよい夜でした。
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