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2009年8月 8日 (土)

百聞は一見にしかず

先月末の事です。私の父親のような存在の先生のいわきの渡辺先生の所へ従業員を従えて押しかけました。

理由は、非常に難しいインプラントの手術があり、その手術のために東京から、ノーベルバイオケアメンターである三好先生のグループが手術に訪れるからです。

当初は、人数制限があり、遠慮するつもりでしたが、せっかく同じ福島にいるのに見学しない手はないと思い直し、無理を承知で駆けつけました。

私と、衛生士の金澤、技工士の黒澤の3人です。今回東京からは、専属の技工士さんもいらっしゃっているので、是非、うちの黒澤にも勉強してもらいたかったのです。

三好先生は、今私が追っかけている講師の一人です。もう数え切れないくらい講習会には参加していて、三好先生の人柄、丁寧な手術は十分わかったつもりでいました。

しかし、実際目の前で手術を見学すると、まさに驚愕の連続でした。非常に骨がない困難が予想される手術を短時間のうちに性格にインプラントを埋入していく技は、慎重の上にも慎重を期して手術を行っている事を物語っていました。

また、スムーズな手術運びは手術の直前に集中して、コンピュータによる手術のシュミレーションを行っており、きちんとしたイメージトレーニングをしているのが要因かと思いました。1002

手術前に危険なところ、安全なところ、骨の特徴、患者さんのバイタル、性格、咬合などを細かくチェックしておくことが非常に重要なことだと改めて認識いたしました。

技工士の黒澤も、非常に勉強になったらしく、帰りの車の中では熱い議論を繰り返しました。

衛生士の金澤も、患者さんのメンタルケアやDrの術中のサポート、術後のケアまでもしっかりと見学することが出来たらしく、本当に勉強になりました。

今回の手術には、田中さんという三好先生をサポートする専属のマネージャーも一緒に来ていて、その方の手術に望む体制も非常に勉強になりました。どんな事態になっても完璧に対応できるようにありとあらゆる部品、道具、大量のインプラントを持ち込んでいて、万全の体制を整えていました。非常にお金がかかりますが安心なシステムだと感心しました。

また、渡辺歯科医院のスタッフの方にはとても感謝しています。ただでさえ、難しい手術で、しかも東京から三好先生たちが来ていて、大変なのに、私たちが押しかけてしまって大変申し訳なく思っています。ありがとうございました。

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