手術の前は疑似手術トレーニングをせよ
昨日の続きです。
昨晩は、無理にお願いして、講師陣の反省会と会議に参加させてもらいました。私は、あまりお酒をたしなまないのですが、その時飲んだワインはとてもおいしく、ちょっといいな~なんて思ってしまいました。私は、とにかくのめり込むたちなので、ワインは今日だけにしておこうと決心しました。講師陣のまじめな討論会は非常にレベルが高くて、
ホテルについたのが大体1時過ぎでしたので、就寝したのは2時過ぎです。明日は、9時から講義ですから、慌てて就寝いたしました。
朝は、8時過ぎに同じホテルの1階で今回ご一緒した渡辺先生と待ち合わせいたしました。なぜか、先生の顔色が優れません。少し体調が悪いとのこと。朝食もお食べにならなかったとのこと。とても心配です。
この日の講義は、CTを使ったインプラントのシュミレーションをじっくり行いました。講義の中で、いかに事前に何度も何度も疑似手術のトレーニングを行い、本番に備えるかがケアレスミスを防ぎ成功率を上げる秘訣であるとおっしゃっていました。しかし、考えてみれば、全般的な信頼を得て手術に至っているのに、事前にシュミレーションにを行わないなんて失礼な話しです。私も術前には入念な下調べを行いますが、CT画像を使ったパソコン上でのシュミレーションは行っていませんでした。大変大きな出費になりますが、今後の事を考え、すぐにこのシュミレーション用のパソコンを注文しました。
さて、渡辺先生ですが、気が付くと、隣の席に座っていません。すると、係の人が私の所にやってきて、「先生は、渡辺先生と親しい間柄ですか?」と聞いてきました。
もしろんですと答えると、どうやら本格的に調子がわるく、救急車で病院に運ばれたというのです。
もう、びっくりです。すぐに渡辺先生の荷物をまとめ、渡辺先生のご家族に連絡をする手はずを整えてもらいました。
午後には体調を回復されて、戻られましたけど、これは、他人ごとではなく、私自信も十分、体調管理の徹底が必要だなと実感しました。
今回の3ヶ月を通しての研修会は、終わったのではなく、始まったばかりだということです。この研修に関してもまだまだ疑問やスキルの未熟な部分が多いので、これからもどんどん参加していきたいと思っています。
私は、この技術を福島へ持ち帰り、同じスタディグループの先生達と共存していければよいと考えています。
戦いは始まったばかりです。
頑張られてますね!
…ワインは今日だけとのことでしたが、ブラン・ド・ブランのシャンパン送っちゃった!ゴメンネ!
須田せんせ
いつもすいません。ワインにはまりそうです。
今日、今年最後のインプラント手術が無事おわりました。来年も頑張りたいです。
須田せんせに負けないようにね。