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しろくま先生のブログ
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2008年12月 5日 (金)

デンタルコンセプト21 2008年例会

先週末に、品川へ『デンタルコンセプト21』の例会へ参加してきました。

朝9時半に、品川駅のスターバックスで、いわきの渡辺先生と落ち合い、会場へ向かいました。

渡辺先生とは、事前に決めたことがありました。どうせなら、一番前の席で公聴しようと決めていました。そのため、出来るだけ早めに会場へ到着して良い席を確保しようということになったのです。

しかし、実際に会場へ着くと、早めに着いたにもかかわらず、ほとんどの先生方が既に到着されていました。モチベーションの高さが違いました。

今回の例会はセッションが3つに分かれていて、最初はグラフトレスコンセプト。二番目はストローマンインプラント。最後はCT&ガイドサージェリーです。

グラフトレスコンセプトというのは、どんな事かというと、インプラントは骨があると部位をねらって埋入していくのですが、その肝心の骨がないとき、手術によって骨を作ることをグラフとと言います。しかし、このグラフト。とても患者さんに苦痛を強いることが多いのです。ですから、最近は、グラフトレスつまり、骨造成手術なしでのインプラント手術を行うことが多くなってきました。このグラフトレスで行ったインプラント症例の発表が最初にありました。

次ぎのストローマンインプラントとは、世界でノーベルバイオケアと同等の規模を持つインプラントメーカーです。このストローマンを用いたインプラント症例の発表。このときは、ローマのEastman Dental HospitalよりLuca先生が来日され、新製品の「Bone Level  Implant」の症例を発表してくれました。私は、全くストローマンインプラントに関して知識がすくないのですが、症例にを選んで行えば、とても有効であると思いました。

最後のセッションは、CT&ガイドサージェリーを用いた症例です。これは、とても興奮いたしました。すぐにでも初めて見たいです。講習会などは受けたことがありますが、実際我々と同じ開業医がこのようにコンピュータを駆使して安全な治療を行っているのを見ると、いても経ってもいられなくなります。来年度の導入を目指して検討していこうと思います。

このような例会にでると、とれも自分自身のモチベーションがかなり上がります。今回の症例発表者の中に同窓で同期の先生が何人かいました。私たちの時代は、インプラントなど全く大学では教えていませんでした。こうやって、大勢の前で発表できるほどの症例を経験出来るまでに、多くの勉強をしてきたと思います。多くの犠牲を払って勉強して修得してきたのだと思うと、同じ道を歩んでいる自分としては、大いに励まされました。今週末も、お案じメンバーで泊まりがけの研修会が東京で行われます。今から行くのが楽しみです。

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