生野菜の盲点
本日は、福島民報平成19年9月17日分の「健康歳時記」よりお届けいたします。
生野菜の盲点
ビタミンCを取るのに生野菜のサラダを取るのは優れた調理法です。ところが、生の野菜の中にはビタミンCを破壊する作用をもつ「アスコルビナーゼ」という酵素(アスコルビン酸化酵素ともいいます)を含むものがあります。
その名の通り、アスコルビン(ビタミンCの化学名)を酸化する酵素です。ビタミンCを含む野菜を一緒にすると、ビタミンCの効力が低下するのです。
アスコルビナーゼは、キュウリ、カボチャ、ニンジンなどに含まれています。特にキュウリの皮とカボチャの皮には多いのです。
しかし、アスコルビナーゼは、同じ野菜に含まれるビタミンCは破壊しません。“内ゲバ”がないので、キュウリの中のビタミンCは大丈夫なのです。
しかし、キュウリとほかの生野菜を混ぜてサラダを作るとアスコルビナーゼが活性化し、ビタミンCが壊されます。
これを避けるには酢を加えると良いのです。酸性の状態ではアスコルビナーゼが働きにくくなります。酢の物は理にかなった賢い食品です。野菜ジュースにも柑橘類を加えるといいでしょう。
私は、できるだけ毎日。
食卓で出された調理済みのものに、バーモント酢をかけます。せっかくの味が変わってしまいますが、10年くらい続けていますよ。納豆には、した事ないですけどね
それとは、少し違うかな・・・
ドレッシングに含まれる酢,理にかなっているんですね。
酢には不思議な魅力がありまス。