歯科の治療は細分化されてます1
本日は、東京都立駒込病院・歯科口腔外科部長 茂木伸夫先生の著書からお届けいたします。
歯科は幅広細分化
☆歯科の治療はどのように細分化されているのか
歯科についてすこし知っておいて欲しいので話をしましょう。
歯科は、日本ではアメリカの流れに影響され発展してきました。医科とはまったく別に発展しました。歯科は、以下のように分類されています。
・保存(歯をなるべく抜かないで残し保存しておくための治療で具体的にいうと虫歯の神経つまり歯髄を取ったり、その後の歯の治療)
・歯周病(歯肉とその周囲を取り囲んでいる骨などの治療)
・補綴(ほてつ 無くなった部分を補って行く治療。たとえば入れ歯など)
・口腔外科(歯を抜いたり、顎の手術、口腔周囲の病気を治療したりする)
・矯正歯科(噛み合わせや歯並びの治療)
・小児歯科(子供の歯の治療)
最近では老年歯科、インプラント科(人工物の歯を植え込む治療)などがあります。ちなみに現在、厚生労働省で認められている歯科医の標榜科名(表に出せる看板)は、歯科、歯科口腔外科、矯正歯科、小児歯科の4つに限られています。
明日へつづきます
参考文献 歯医者さんにかかると寿命が延びる 茂木伸夫著 愛育社
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