インプラントアドバンスコース
先週末の土曜日、仕事が終わってから東京へ向かいました。次の日の勉強会へ出席する為です。
今回の勉強会は、インプラントのアドバンスコース。
私が常に使っているインプラントメーカー主催のものではなかったのですが、「どのインプラントメーカーの方でも受講することが出来ます。」というので、参加しました。
この講義は、サージェリーコースと上部構造(歯を作る)コースがあり、私はサージェリーコース(外科的手技)のコースに参加して来ました。
前日の夜は、ホテルに止まったのですが、相変わらず低予算なため、非常に狭い。
しかも、なぜか暖房のスイッチが壊れていて、常夏の様に暑い。いくらスイッチを切っても暑い。
外はとても寒いのに、ホテルの一室はとても暑くて、ほとんど熟睡することが出来ない有様でした。
朝は、豆乳と野菜ジュース、サンドイッチをコンビニで買い求め、そそくさと会場入りしました。
今回の講師は、私の先輩で、個人的にも良く知っている先生。非常に真面目で、とても期待が持てます。
講義の内容は、非常に満足のいくものでした。
インプラントというものは、ただ骨にインプラントを打ち込むだけなら、誰にだって出来ます。ただ順番通りに削ってゆけば良いのですから。
しかし、体の健康状態、骨の状態等を考慮に入れて、基本的な解剖学を頭に叩きこみ、突発的な事故にも十分備えながら手術を行って行かなければいけません。
今回のこのアドバンスコースは、そんな誰も教えてくれないような基本的だけれども大事なことをしっかりと教えてくれました。
講義の後半は、豚の顎骨を使った実習でした。丁寧にしっかり教えてくれたので、どんどん実習が進み、本当に時間が足りませんでした。
コースの方々も、先生も実習をこのまま続けて構わないといってくれたのですが、帰りの新幹線の事を考えると、切り上げるしかありませんでした。
本当に後ろ髪を引かれる思い。
最後に、自分の悩んでいる患者さんの模型とCT画像をもって、質問してきました。
ここでは書けませんが、非常に有意義なアドバイスをいただきました。
こんな良い勉強会の出会えてほんとに幸せでした。
帰りに、強力にインプラントのメーカーを弊社に変えませんかという誘いには参ったけど。
満足のいく勉強会、読んでも、聞いてもさわやかです。
ますますの精進を願います。身体に気を気をつけて。