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2007年12月29日 (土)

カルシウム以外も骨には大切

本日は、日本経済新聞11月24日分に掲載された「医食同源」からお届けいたします。

カルシウム以外も骨には大切

骨粗鬆症の予防には、カルシウムをしっかり取るのが常識ですが、これを日常大量にとっている欧米人が、日本人より、骨粗鬆症が多いといいます。

その原因の一つとして、欧米では、カルシウム以外の骨形成に関与する食品の取り方が少ないことも考えられます。

その食品とは、マグネシウム、ビタミンD、K、C、タンパク質、イソフラボンなどがあります。

カルシウムの摂取量は、日本人は、いつも不足しがちなので、これらを多く含む、牛乳及びその加工品、大豆及びその加工品、小魚、緑黄色野菜などを十分に摂る必要があります。

また、マグネシウムも骨づくりに必要です。これはアーモンド、ゴマなどの種実類、納豆、あさり、かきなどの貝類に多いです。他にビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促し、また骨形成促進作用があります。これは、サンマなどの魚類、きくらげ、干しシイタケなどのきのこ類におおいです。

ビタミンKは、骨のカルシウムの沈着を助けます。これは納豆やほうれん草、こまつななどの緑黄色野菜に多いのです。タンパク質は、骨の構成成分であり、コラーゲンを骨格にして出来ます。このさいビタミンCが必要です。

イソフラボンは、女性の骨粗鬆症の原因になる女性ホルモン不足を補う植物性女性ホルモンです。これは大豆及びその加工品に多いです。

骨粗鬆症予防にはカルシウムを摂るのは必須ですが、他の栄養素もバランス良くしっかり摂ることを忘れてはなりません。この点、魚介類や大豆およびその加工品、緑黄色野菜などは、日本食で補いやすいです。

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