見学にきました。
私の歯科医院の目と鼻の先に私立の歯科大学があります。
学生さんはよく治療にきてくれているのですが、先週の土曜日には歯医者の先生が見学へきてくれました。
その先生の専攻は、私と同じ補綴(ほてつ)でした。
補綴とは何かといえば、その由来は、戦国時代に遡ります。
戦国武将がきていた甲冑は、タイル状の四角い部品をひもを用い幾層にも補いながら綴って行き、弓矢や刀が肌に到達しないように補強させていました。その技術を補綴(ほてつ)と言うそうです。
つまり、補綴とは、歯を綴ってという意味で、入れ歯やかぶせ物を作る事を言います。
話はそれましたが、見学にきた先生は、私と同じ補綴出身だということです。
同じ科を専攻しているため、私は非常に緊張していました。大学が違うので、手技に多少の違いはあると思いますが、相手にしている人間は同じですから、馬鹿にされたら大変だと思っていたのです。
しかし、見学にきた先生も、同じ気持ちだったらしく、前の晩は眠られなかったそうです。気の毒な事をしました。
先生は、女性の先生です。非常にまじめな先生で熱心に質問をしてくれたり、見学をしてくれました。
将来は、自分が実家を継ぎたいともおっしゃっていました。がんばっていただきたいと思います。
その日は、土曜日のため、多くの患者さんがいらっしゃいました。私も疲れましたが、見学にきた先生も、緊張感を持って立ちっぱなしでいたので、大変疲れたと思います。
時間があれば、また見学に来たいとおっしゃっていましたので、私もさらに勉強して、ほかの先生に対して恥じない様に努力しなければいけないと感じた次第です。
やはり弓彦先生(しろくま先生)と補綴は切っても切れない縁だったのですね。近隣の大学病院の先生ならば私の後輩とゆうことになります。今後ともよろしくお願いいたします。
補綴と云う重い字の謂れが
初めて理解できました、
子供3人が歯科医、それぞれ補綴専攻してますのに、
改めて、解りました、
見学の先生、頑張って。
お疲れ様です。勉強している先生でも、緊張するのですね。今度は、僕が見学をさせていただきたいです。
その時は、宜しくお願いします。今月から、形成のセミナーに行って来ます。