アイロンがけとトラップの街(インプラント講習1)
先週は本当にどたばたしていて、精神的にも肉体的にも疲れがピークに達していました。
まず、歯科医師が最も恐れる「個別指導」というものが木曜日にありました。これは、社会保険の法律で、開業しているすべての歯科医師が指導を受けなければいけないという法律があるのです。
そして、また私にその順番が回ってきたのです。とにかく、社会保険手続き上の不備があれば、厳重な罰則があるため、2週間ほど前からずっとカルテのチェックをしていました。
そして、日曜日。前回行ったインプラントの講習の2回目です。勉強会というのは、事前に申し込んでおくのです。たとえば長くて1年前、短くても3ヵ月前ぐらいに。
そのため、突然入ってきた予定があっても、勉強会だけは日時をずらすことが出来ないのです。
本当は、日曜日ゆっくり休みたいと思っていたのですが・・・・・・。
その日曜日。前回は場所が分かりずらいと思ったので、電車を利用したのですが、今回は車で行こうと考えていました。
前回の勉強会の帰りに、烏山駅から宇都宮駅まで行く電車が1時間に1本しかなく、ちょうど帰ろうとした時に、電車が出てしまったばっかりで、1時間以上も駅で時間をつぶさなければいけなかったのです。疲れが溜まっていたので、少しでもスムーズに帰りたいと思い、車を選択したのです。
また、前日の夜に目的地、烏山までの地図を手書きで作製しました。
現場までは、かなりの距離があります。しかも、初めて行く場所ですから、少し余裕を持って行かなければなりません。
朝、出がけにシャツとハンカチのアイロンをかけてもらい、気分をしゃきっとさせて、7時30分に出発しました。
東北自動車道をひたすら東京方面に向けて走ります。矢板インターまでです。
矢板インターの出口で料金を払う時、「すいません、烏山方面へ行きたいのですが、どう行けばよろしいですか?」
「あ~、それならまず右方向へまっすぐ行って、二つ目の信号を左だよ。」
そのまま、料金所の方のいうとおりに進んで行きました。でも、少し進んでみて、少し様子がおかしいことに気がつきました。
何かがおかしい・・・。
近くのコンビニの駐車場へ車を止め、自分で作った地図と、購入した地図を見比べました。
「どう考えても、道が違う。かなりそれてしまった感じがする。」その時の時刻が8時30分。
勉強会開始は10時です。
地図上では、まだまだ先なのです。
「この街は、気を付けないとトラップだらけだ。騙されないようにしなければ」
自分で道に迷ったにもかかわらず、料金所のおじさんのせいにするしろくま先生でした。
つづく。
♪♪♪〜〜 知らない町を歩いてみたい♪♪♪〜〜〜
昔 こんな歌がありました。
思いだしちゃった♪。