顎が痛くて・・・・。
歌手の松浦亜弥(20)さんが、顎関節症との診断で、公演が中止になりました。松浦亜弥(20)さんは、記事にはこう書いてあります。
松浦は以前からあごに激痛の走る同症を患っていたことを告白し、「数日たつと痛みがなくなる状態が続いていたのですが、(今回は)ズレたまま戻らなくなってしまった」と説明。
これは、どの様な状態かといえば、顎の関節は、大きくわけて3つのパーツからなります。
1下顎頭、2上顎の関節窩(下顎頭が収まるへこみ)、3関節円板。
我々人間が口を開ける時、下顎頭は口を開けながら前(口の方へ)へスライドしていくのです。その際に、下顎頭と上顎の関節窩がこすれると痛みが出て、動きも悪くなるため、間に関節円板という座布団のようなものが挟まっています。
この関節円板というのは、下顎頭が動く時に一緒に付いてくるのですが、顎関節症になると、この関節円板だけが、なぜか先に移動してしまい、後からくる下顎頭がその円板のぶつかり、口が開けにくくなってしまったり、痛みが出たりします。
原因は多くあります。なにが今回の顎関節症の引き金になったかはわかりません。
ただ、うちの歯科医院には、朝、多くの大学生がやってきます。
「先生、口が開かなくなってしまって、無理に開けようとすると、とても痛いです」
たいてい、問診をすると昨夜にカラオケに行って歌をたくさん唄ったという学生さんが多いです。
口の開けすぎには注意しましょう。
カラオケも注意ですね
話は変わりますけど 村上春樹
ノーベル賞らしいわよ。
はじめまして!
いつも拝見しています!
私は口をあけるとき関節がかすかになるのですが、問題あるのでしょうか・・・
長野のゆここさんへ
村上春樹さんは残念でしたね。
めりっさ さんへ
自分の顎が顎関節かどうかの簡単な見分け方をおしえます。
まず、ゆっくり口をあけてみてください。
そのとき、大きく口を開いた時点で音が鳴る場合はあまり問題はありません。
口を開ける途中で音が鳴る場合はすこし問題があります。あと口を開ける時に耳の斜め前を触ると、もっこりとふくれるのが分かるとおものですが、そのふくれが左右対称かどうかも決め手です。左右非対象の場合は、お近くの歯科医院で顎の状態を一度チェックしたほうがいいかもしれません。