白熊ランツ
白熊ランツは、今3歳。
まだ生まれて間もないころに、お母さんとはぐれてしまいました。
ランツはおばさんに引き取られて生活するようになりました。
ランツは考えました。「あまりおばさんに迷惑をかけてはいけない」
それからは、ほかの白熊のおばさんのまねをして、何でも自分でやってきました。
他の白熊の子どもより、かなり遠回りしてきたけれど、
きちんと自分で納得して生きてきました。
そんなランツ、編み出した知恵は、多くあります。
その知恵の多くは、おばさんから学んだものです。
おばさんはいつも口癖のように言ってくれる。
「自分のお母さんのようになんでも言ってきていいんだよ」
そんなランツがハリーと勉強をしていた時のこと
ランツが自分の大事にしていた消しゴムがないのに気がつきました。
その消しゴムは、もう角がとれてまん丸で、とても小さいけれど
程良くやわらかくなり、とても消しやすく、お気に入りの消しゴムでした。
「ハリー、ぼくの消しゴム、しらない」
「しらないよ、ランツ」
「この教室には、ぼくとハリーしかいないんだ。消しゴムがなくなったのなら、ハリーが取ったのに決まっているよ」
「ランツ、本当にぼくじゃないんだよ」
その日は、ハリーにだまされた気持ちで一杯になって、泣きながら家に帰りました。
ランツはその夜、おばさんにすべてをしゃべりました。
ハリーが消しゴムを取ったのに、ぼくをだまして「取ってないと言い張った」ことを。
おばさんは黙って聞いていました。
そして、その日ランツが着ていたつなぎを調べ始めました。
そうすると、コロンと消しゴムが床に落ちてきたのです。
消しゴムはランツのポッケに入っていたのです。
ランツはもうびっくりしたのと、ハリーに悪いことをしてしまった後悔で、
泣きたくなりました。
おばさんはいいました。
「ランツ、人(熊)を疑う場合は、まず自分を疑ってみることだよ。なくしたものは案外、近くに隠れていることがおおいからね」
「ランツ、おばさんと一緒にハリーの家へあやまりにいこうね」
おばさんは、ハリーの家に持っていくビスケットを作る準備を始めました。
このお話の作者は、しろくま先生?
ランツ君 大丈夫、困らないで
生きているといろんな事があるよ
謝りのビスケットを買うのでなく
焼くと云うところ
そこにクラ クラっと心が見えました
後が楽しみ
玲子さま
お恥ずかしいけど、私です。たまには良いかなと思いまして。
ゆここさま
気が向いたら、また書きます。
口内炎についてですが、早く治る方法は?です。
子供がよく口内炎を発症します。私はよく「チョコラBB」を飲ませますが、子供にとってのあの痛みは耐えがたく、見ていてとても辛いものです。この前、薬局で「歯医者さんが使っている軟膏」というのを買ってみました。私も昔塗ってみましたが唾液でどうも付がよくないし、気になってなめてしまうのです。普段から栄養には気をつけているつもりですが、嫌ですね。
花さま
コメントありがとうございます。
実は、口内炎の薬の塗り方にはコツがあります。
日中薬を塗ってしまうと、唾液で流れてしまうので、
夜寝る前にたっぷり塗って就寝してください。
では。