中国行きのスロウ・ボート
先日、最終の新幹線で東京から帰宅したという話を書きました。
その時に大型の書店へどうしても行きたい理由があったのです。研修会で習った資料をどうしても帰りの新幹線の中で読みたいって思っていたからなのです。
いつもは研修会会場で関連した書籍を購入できるのですが、その研修会では関連書籍を置いて無く、注文で後日発送という事でした。
そのため、大型の本屋さんで探そうって事にしたのです。
無事に求めていた参考書を購入出来き、時間もあったため、本屋さん内を散策。
その時に「村上春樹コーナー」があったのです。
そこには「中国行きのスロウ・ボート」の復刻版が売っていたのです。
「中国行きのスロウ・ボート」は村上さん初の短編小説集で、安西水丸さんとの初仕事という記念すべき単行本なのです。
私は、文庫本しか持っていなかったのですが、この文庫本はボロボロになるまで何度も読み返しました。
その理由としては、この本の中に「午後の最後の芝生」という短編があるのですが、とても大好きな話なのです。この短編だけを何度も何度も読み返しました。
この美しい短編集が既にボロボロなので、そろそろもう一冊買っても良いかなって思っていた時の再版でした。
とても嬉しく、ついつい買ってしまった訳なのです。嬉し。
最近のコメント