4年越しの実現(郡山歯科医師会新年学会)
1月20日に郡山歯科医師会の新年学会が開催されました。
今回の講師は日本歯科大学生命歯学部小児学講座准教授の田中聖至先生です。
実は私が学術理事の際の新年学会への招致をお願いして、何度も何度も先生と打ち合わせを重ねていたのです。
しかし、ちょうど新型コロナウイルス感染症が爆発的に広がった時期と一致してしまい、新年学会ごと中止となってしまったのです。
私が当時、田中先生に田中先生にお願いした経緯としては、「郡山歯科医師会の会員が毎日の様に接する小児の歯科治療なのに、大人との治療の違いが曖昧で、先生ごとに考え方に誤差がある」と思い、お願いした経緯があります。
また、小児歯科の研修会というのは、かなり少なくて開業してからの学びの機会が少ないというのもあります。
今回の新年学会は今の学術理事でもある小笠原先生が私の代わりに実現してくれました。本当にありがとうございました。
今回の学術講演も大変素晴らしいものでした。
小児の歯内療法(根の治療)の新しい考えたや、外傷(子供は転倒しやすいしため、多い)など参考になる事が多くありました。
特に勉強になったのは、「非協力児の扱い」です。
非協力児の子供さんは是が非でも治療を拒みます。嫌がって治療を回避してしまうと、「嫌がったら治療を回避出来ると学習」してしまい、その後の治療も非協力的なものとなってしまうなど、小児の心理的アドバイスやそれを回避する方法など、日頃では聞けない話にかなり興奮しました(苦笑)。
田中先生の人柄も最高で、本当に良い講演会だったと思いました。
また機会があればまた勉強させて頂きたいです。
田中先生ありがとういございました。
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