WIM WENDERS PERFECT DAY
お正月明け最初の連休の時に私は福島の映画館へ行きました。
目的はWim Wenders監督のPERFECT DAYという映画です。
Wenders映画との出会いは今から約25年まえに「BUENA VISTA SOCIAL CLUB」というドキュメンタリー映画を見たときがきっかけです。その頃から彼はドキュメンタリー監督という位置づけの若手監督でした。
この映画はアメリカのミュージシャンとキューバの老ミュージシャンがバンドを作成するという筋書き。
かなりはまってしまい、当時DVDも購入したし、日本にライブに来たときも見に行ったりしたものです。
今回の映画は主演の役所広司さんが第76回カンヌ国際映画祭優秀男優賞を受賞したというニュースでしりました。
この映画は是非、見て貰いたい映画なので詳しくは書きませんが、簡単にいうと「平山(役所広司さん)は古いアパートに住みながら公衆トイレの清掃員の仕事をしている。その生活の繰り返しを淡々と綴る」という単純な映画なのです。本当にこれだけ。
この映画を見た私の感想は、「本当に本当に素晴らしい映画を観てしまった」という身体の震えです。
もう言葉には尽くせない力と感動を貰いました。
同じ週の診療が休みの平日に強引に奥さんを連れてもう一回鑑賞してきました。
1回目を見たときよりも2回目の方が感動が大きかったです。
この映画は大画面で観た方が良いですよ系の映画ではないので、ソフトが発売されたら手元に置いて、心身が疲れた時に「薬」の代わりに鑑賞しようと思います。
もう何度でも何度でも観たい。
Wenders監督も相変わらず素晴らしいし、役所広司の凄さに鳥肌が立ちました。
本当に素晴らしい映画。
本当に素晴らしい映画。
YouTube: PERFECT DAYS (2023) | Trailer | Wim Wenders | Koji Yakusho | Tokio Emoto | Arisa Nakano
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