突然出来た空白の生かし方
一人で診療をしていると、時に困った事があります。それは長時間の診療(例えば手術とか矯正とか)の時に他の診療が出来ない事です。つまり替えが効かないのです。
そのため、長時間の診療を行う患者さんにはくれぐれもキャンセルしないように、時間に遅れないように念を押します。
しかし、作事のブログでも書きましたがインフルエンザやコロナの様な感染症に罹患してしまった場合、自分の意思とは関係なく通院が出来なく成ってしまうので急なキャンセルは致し方無いのです。
先日もキャディアックスという2時間以上かかる顎機能の検査が上記の理由でキャンセルされてしまいました。
もちろん、この2時間には私の診療の予約が出来ないので、ぽっかりと診療の空白が出来てしまいました。
まあ、病気を憎んで患者を憎まずでは無いのですが、ちょっとやるせないです。
憤慨しても仕方が無いので、その時間行うはずだったキャディアックスという顎機能検査の練習を空いているスタッフで行いました。
このキャディアックスは理屈が分かれば割とすんなりと行う事が出来るのですが、理解出来るまでかなり長い時間と経験を要します。度重なる研鑽を積まないと行けないのです。
だから、今回の急なキャンセルは神がくれたプレゼントと考える事にしました(笑)。
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