ザ・キラー(ネタバレあり)
今月11日にNetflixにて配信が始まった「ザ・キラー」。
成功率98%を誇る殺し屋が致命的なミスを犯してしまう。その殺しの依頼に関わった殺し屋を消そうとするクライアントにより命を狙われてしまう。しかし殺し屋の変わりに恋人が狙われてしまう。
自分のプライドと大切な人を今後も守るための見せしめとして、恋人を襲った殺し屋を消しに掛かる。
といった内容。
この映画、見事に自分がはまってしまい、まだ配信1ヶ月も経っていないのに既に11回も見てしまった(汗)。
ほとんど毎日みていて、休みの日にはリピートで見てしまうほど。ジムで有酸素運動などする時も。
何がそんなに興味を引かれるかといえば、「殺し屋」という生活はかなり過酷だということなのです。
人間離れした忍耐力。依頼された仕事を必ず追考しなければならないため、私情を決して挟まない精神力。返り討ちにあう可能性があるため、常に身体のケアを行い、基礎的なトレーニングも欠かさず、栄養面をきちんと管理し、常に逃げ場を確保しながらの生活を行う。
この生活って、よくよく観察すれば、仕事が出来る人間の行動なんですよね。
こういった生活が送れないと多分生き残れない職業なのでしょう。
一番最初に見たときは、単純に映画として優れているので、ワクワクしながら見たのですが、2度3度と見ていくうちに主演のマイケル・ファスベンダーの淡々と管理された生活を強靱な精神力でこなしていく姿に男としてときめいてしまうのです(苦笑)。
キラー(マイケル・ファスベンダー)は常に腕に心拍数が分かるスマートウォッチを付けていて、心拍数を常に確認しながら緊張感を失わない様にしているのです。これもなかなか合理的で賢いやり方ですよね(精神を落ち着けるために聞いている音楽がthe smithっていうのも気が利いてる)。
何度も何度も見ているうちに、この映画の監督は誰だろうと疑問に思い調べて観たら、デヴィッド・フィンチャーでした。彼が監督をした「ドラゴン・タトゥーの女」も繰り返しリピート鑑賞したなって思い、そういえば「ゾディアック」も「セブン」も「ファイト・クラブ」も何度も観てました。
多分、デヴィッドフィンチャーの作り出す世界観が肌に合っているのでしょうね。
とにかく、今後も繰り返しみたい映画に出会ってしまったっていう報告のブログでした(笑)
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