これからの戦略について。
歯科医師の私もそろそろベテランの域になってきて、医院の終活に付いても考える様になって来ました。
患者さんの保証の事も考えると高額医療のインプラントや矯正なんかも「自分が10年治療の保証が出来る年齢」を考えるとると60歳までが限界かなって思います。跡継ぎが出来る算段があればもっとその年齢は上がるとは思うのですが。
それから、新しい歯科医院も沢山出来ている現状で、昔では考えられなかったHP(ホームページ)作成も当たり前だし、CT完備ももはや当たり前って感じに成ってきました。
そのHPの自院の説明の中で、新人の先生方は声を揃えて「丁寧な説明を心がける」と書いてあります。
今のモラルが重要視される現代社会では、「丁寧な説明」はもはや当たり前の世界なんだと実感します。しかも今はネット社会なので患者さん自身も自分の歯の症状を調べて来院する事が当たり前になっています。こんな時に歯科医師に求められる説明は「患者さんの想像の一歩上の説明を心がける」ということだと思います。
医療の進歩で、「設備投資」さえ行えば誰でも最新医療を謡う事が出来ます。設備なんて持っていてあたりまえで、より患者さんのオーダーメイドな診断が求められると考えます。
まあ、最初終活の話をしましたが、人生最後の診療が終了するまで勉強をし続けないといけないって事なのですね。
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