私にとって有益な研修会でした。
19日に労働福祉会館にて郡山歯科医師会主催 社会保険研修会が開催されました。
講師は公益社団法人福島県歯科医師会理事であられる藤田 純先生です。
我々は毎日患者さんを治療しているのですが、都会の歯科医院に多い自費治療中心というスタイルでは無く、保健治療中心で地域住民の方々の健康を守っているのです。
勿論、治療の代償として治療費というのを保健会社へ請求する訳なのですが、何でもかんでも請求出来るという訳では無く、治療の矛盾が生じないように理路整然と請求しないといけないのです。当たり前ですが(例えですが、抜いた歯に虫歯の請求など出来ないですよね)。
で、その保健の請求が適当だと、患者さんに迷惑が掛かりますし、国からは指導や監査といった行政処分もきちんとあるのです。
しかし、治療の内容が保健での請求が分からないから、請求しなかったりとすると「萎縮診療」という医院側にも患者さん側にも良いことがあまりないのです。
とはいえ、治療というのは機械を修理する訳では無く、生きた人間の治療です。その治療を保健の内容に落とし込む作業も実はとても大変なのです。
昨日の研修会はそういって日々悩みの種の社会保険請求をかなりわかりやすく、「そこが聞きたかったんだよ!」というかゆいところに手が届くような研修内容。
また、大勢の前での講演が慣れているのか、面白く聴衆を飽きさせない話術。すべてに内容・講演構成すべてに感服いたしました。
これを聞き逃した歯科医師会会員の先生は本当にもったいない。
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