ちょっと困った事になったね。
ここ2ヶ月くらいのことなのですが、偏頭痛が酷く吐き気を催す事があったのです。
ただ、偏頭痛に関してはちょくちょくあったので、あまり気にしないようにしていたのですが、ついに「これは少しまずいのでは・・・」という事があったのです。
それは、毎日喋っている患者さんの説明の時に言葉が出なくなってしまったのです。
頭では何を喋るのかを理解しているのですが、言葉が出てこないのです。
患者さんへの説明を流暢に行っていたとき、突然黙ってしまったのです(苦笑)。
こういった症状は自分の患者さんで経験した事があります。患者さんから口の中の症状を説明して貰っているときに突然黙り込んでしまったのです。その時は瞬時に「まずいことが起こっている「」と思い、患者さんに脳神経内科を紹介しました。状況は軽度の脳梗塞でした。
自分がそんな経験をしていましたから、偏頭痛と言葉が出ない状況で、自分の脳に異常が発生していると思ってのです。
有り難い事に予約が埋まってしまっていて、仕事を休んで治療に行くわけにはいかないので非常に困りました。近くの南東北病院へ問い合わせてもMRIの検査を受けるので午前中に受診して欲しいとの事。
困りました。
そこで、木曜日の午後(休診日)に空いている脳神経内科を奧さんに探して貰った所、近くに個人開業医でMRIを併設している脳神経内科がありました。
もう、神にもすがる思いで木曜の午後に受診しました。
その医院のスタッフは皆さん優しくて、先生もとても良い方でした。MRIを撮影する事に同意して検査を行う事になりました。
実は私は過去にMRIを2度受けたことがあります。MRIを知らない方に説明するとCTとは違い、血管や軟組織を鮮明に記録として撮せるX線の1種です。
しかし難点があり、他のX線と違い撮影時間に時間が掛かるのです。大体20分くらい。
しかも頭を固定してMRI機器の中にスライドしながら寝ている状態で固定されるのです。
私は極度の閉所恐怖症なので、過去2回は地獄の苦しみでした。
しかし、今回のMRIは過去に経験があるためか、体が疲れていたためか撮影中の20分、寝てしまっていました。
MRIの結果は異常なしでした。先生曰く状況的に「認知症」の疑いもあったので、取りあえず良かったとの事。
本当に安心しました。
やはり、キチンと検査して正常な値が出ると信頼感が違います。
今回の原因としては「極度の疲れ」とのことでした。
確かに最近忙し過ぎたかも知れません。ちょっと休みを増やせるか検討します(笑)
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