エブエブ。
第95回アカデミー賞10部門11ノミネートされていた「 エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス(通称エブエブ) 」が7部門で受賞し、今年のアカデミーを圧倒しました。
実はこの映画、上映されて直ぐに観に行っていたのです。
この映画を簡単に解説すると、最近はやりの「マルチバースもの」です。マルチバースというのはマルチ(複数)のユニバース(宇宙・世界)を合わせた造語のことです。
つまり、自分と似た同じ人間が他の世界や宇宙で存在しているという設定で、最近ではMARVELのアベンジャーズシリーズでもこの「マルチバース」が沢山出てきます。
今回の主役はミッシャル・ヨー演じるエヴリンという主婦。家族でコインランドリーを経営しているのですが、監査が入り、国税局へ向かわなくてはならないのです。その国税局の中で、マルチバースから来た見た目は夫そっくりの別の世界の夫から驚愕の依頼が来る。「全世界にカオスを引き起こしている巨大な悪ジョブ・トゥバキを倒せるのはエヴリンだけ」という話を聞く。そこから話はマルチバースの別のエヴリンと現世界のエヴリンとを行ったり来たりしながた解決していくっていう流れ。
話の筋は分かった。
しかし、私は全く駄目でした。期待していたのに全く私の心に染みなかったのよ(涙)。
平日(木曜日の休診日に行きました)ということもあったと思うけど、ほとんど観客もいなかったし。
マルチバースを題材にしたアベンジャーズ映画「 ドクターストレンジ・マルチバースオブマッドネス 」もまったく駄目でした。
マルチバースの環境が苦手なのかもしれません。
しかし、エヴリンの旦那役を演じていたキー・ホイ・クァンの演技は凄かったです。
キー・ホイ・クァンといえば、私の年代だと「グーニーズ」や「インディージョーンズ」の子役って感じだったけど、夫とマルチバースの夫の入れ替わる演技なんて鳥肌ものでした。エカデミー助演男優賞をとったのも納得でした。
とにかく話題だらけのこのエブエブ。私の低評価なんか気にせず、自分の目でこの異世界体験を味わってみてください。
いろんな意味でお勧め(笑)
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