テレビで言っていたのよ。
我が家は夕食は家族みんなでしゃべりながら食べるのです。
大体7時から夕食が始まります。最初の30分は私にテレビの選局権があり、強制的にNHKをみます。
7時半からは子供たちにリモコンを渡します。その時に鑑賞したバラエティー番組がクイズ番組だったのです。
その時のクイズはアンケート形式だったのですが、「大人になってから使わなくなった物はなにか?10選」って感じでした。
その時の1〜3位は「コンパス」「三角定規」「分度器」でした(笑)。
これって、私がヘビーローテーションしているものばかり。
コンパスは模型の趣味で使うし、三角定規や分度器は矯正のセファロ分析という骨格形態を調べるために使うのです。
ほとんどの矯正科医の方たちは、セファロ分析はコンピュータにセファロX線をインストールしてパソコン上で分析をすると思うのですが、私は昔から紙の上で定規と三角定規と分度器を用いてチマチマ計測するのが大好きなのです。
なんだか顔面骨格の秘密を暴いているようなスリルもあるし、定規と分度器を使い自分の手で角度を測っていくので、パソコン上の数値でみるのと違って、身体的、感覚的に患者さんの骨格を理解する事が出来るのです。
パソコン上で分析する方が断然早いですが、私は多分ずっと手書きで分析をします。
だって、セファロ分析している時って患者さんの診療計画を考えながら出来るので楽しいんだよね。
と言うわけで、テレビで言ってた「大人になってから使わなくなったもの」は私は使ってますって話。
ちなみに分度器は5枚使い分けてる。三角定規はセットを一つだけだけどね。
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