BRUTUS特別編集 合本 村上春樹。
今年のノーベル文学賞はフランスの自伝的な小説を数多く執筆してきたアニー・エルノー氏が選ばれました。
私はアニー氏の事は全く存じなかったのです。機会があれば是非読んでみたいです。
毎年ノーベル文学賞では村上春樹氏が受賞するかと日本では話題に上ります。私も心から待ち望んでいる一人なのですが、今年の文学賞で村上氏が選ばれなかった事について、若者がこんな事をTwitterでつぶやいていました。
「村上春樹の文章は今の時代にあっていないし、到底ノーベル賞を取れるとは思えない」
って。
そういえば村上春樹氏の書いていた時代は80年代から2000年代くらいの世界観なのだろうか、今のネットの世界観では価値観がずれてきてしまったいるのだろうか。
しかし、私の中での「村上春樹」といえば自分の生き方の全て、もう宗教といっても良い位の存在なので、ノーベル賞を取る取らないにかかわらず、村上春樹氏が生きている世界と同じ世界に居られるだけでとても幸せなのである。多分今の若い方々には理解出来ないとおもう。
自分の生きからに疑問を持ったらいつも村上春樹氏の著作へ飛び込んで行くのは今も昔も一緒なのである。
先日も一人悩んだときは「ダンス・ダンス・ダンス」を読みふけりました。
そんな中、ブルータスの「特別編集合本 村上春樹」が発売されました。合本になるまえの特集号2冊もそれぞれ複数買い求め、院長室と自分の部屋に置き、ボロボロになるまで読みました。
今度の合本も2冊買っており、暇があれば目を通しています。
村上氏はかなり高齢になってしまいましが今だの私の中でのヒーローであり救いです。
そろそろ新刊が読みたいな。
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