夜の悲劇。
土曜日は本当に忙しかったのです。
矯正がらみの診療が4件、親知らずの手術(結構深い位置にある難しいもの)が1件、新患1件、大型の補綴物(かぶせ物)が4件、その他もろもろ。
診療終了後には子供の塾へ送っていったりして、心身ともにぐったりでした。
夕食も済んで、あとはゆっくりネットでも見てすごそうかなと脳内シミュレーション。
しかし、まったくネットに繋がらないのです(涙)。
これは年に数回ある現象なのです。
家族からも「パパー、ネットが繋がらない〜〜」という悲痛な叫び。
(パパはもう50歳を過ぎているので、あんまり電気機器の事はしんどくなっているのよ〜〜)
仕方が無いので、自宅にあるパソコンの全てを調べてみました。
どのパソコン、スマホのネットワークを調べてみるとWifiは各機材には届いているみたいなのです。しかし、ネットには繋がっていないのです。
IPアドレスをチェックしてみると、案の定「169.254.X. X」となっていて、「自己割り当てIPが設定されているため、インターネットには繋がりません」との表示が全てのパソコンに出ていたのです。
これは何を意味しているのかといえば、パソコンにはIPという固体固体に住所が設定されています。
その固体のパソコンのIPという住所にwifiを配達する事が出来るので、ネットが接続出来るのです。
正常なIPアドレスというのは「192.168・・」と表示されるのが普通です。
しかし、「169,254・・」というIPアドレスが出てしまうと、「マンション前にまで荷物(ネット)は来ているのですが、各部屋の住所が分からないので、荷物(ネット)を配達出来ません」という状態になってしまったと同じなのです。
このIPアドレスはパソコンに接続しているルーターの不良または設定不良、たまにパソコンの不良が考えられます。
これは本当に面倒くさい不良なのです。
何年か前も全く状況が良くならないので、思い切って業者さんにお願いして自宅の中にある配線を新しいものに交換した貰ったり、調べて貰ったりしたのです(その時は幾つかの断線も見つかりました)。
今回起きている症状は、個別のパソコンだけに起こっている症状では無く、自宅中のパソコンやスマホで起こっている症状なので、間違いなくルーターの不良が考えられます。
自宅にはAIR MAC、診療室には別のルーターを設置しています(実は同じ建物内に2つのルーターを設置すると、こういった混線になってIPアドレスの不調が起きる場合が多いのです)。
さて、どうしたものか。
明日へ続きます。
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