息子:1
息子はこの3月で小学校を卒業するので、幼稚園から続けていた水泳教室も卒業ということになります。
丁度、記録会(全国的な公式のもの)に参加するので、良い記念と思い診療後に観戦に行くことにしました。
公式なものなので、同じクラスのお友達と一斉にタイムを計って泳ぐことになります。
息子が出るのは2級の100メートル個人メドレー(バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロール)です。
息子は出番が来るまで、背筋を伸ばしてじっとして集中しているような感じ。緊張しているのかもしれません。無駄話もまったくしないで出番を待っている感じでした。
ついに息子の番になり、入水して一列に並び、スタートの合図を待ちます。
先生が鉄砲を構え、別のスタッフがストップウォッチを構えて準備を始めます。
先生の「用意・・・・」というかけ声の後に鉄砲が鳴り子供たちが泳ぎ始めました。
初めて真面目に息子が泳ぐのを見ました。本当に感動しました(涙)。
25メートルプールを2往復するのですが、最初の25メートル(バタフライ)ですでに15メートルほどの差を付けてターン。その後、トップを奪われること無く最終的には20メートル程の差を付けてゴールしました。
息子の水泳が終わって暫くしたら、館内放送で、息子の記録が公認タイムを上回ったとアナウンスされました。非常に誇らしく思いました。
息子に話を来たところ、実は最後の方は疲れて何度も心が折れそうになったとのこ事でした。
でも、最後だから死ぬ気で頑張ったと。
私が息子と同じ年頃は、とてもそんな気力はありませんでした。
小学生低学年の時は、プールでバシャバシャとクロールもどきの動きしか出来なかったのに、今はしっかりとしたスクロールで水の中を力強く進む息子はとても誇らしく見えました。
最近のコメント