私の仕事は「待つ」事。
私は根っからのせっかちで、とにかく遅れる事や遅い事が凄く嫌いです。
それは車の運転とか生き方とかを急いでいる事を求めてるのでは無くて、かたづける仕事があると、落ち着かないので、仕事があると出来るだけ効率的に片づけたいと思ってしまうのです。
会議の記録や講演の原稿、依頼された文章があれば、出来るだけ依頼された日、もしくは次の日には完成させたいと思っています。夜の会議が終わって、すぐに自宅に戻り、会議の記憶が確かな内に記録をしっかり取り、簡単なシナリオを書いてしまわないと落ち着いて床につくことも出来ません。
意図的に出来た資料を寝かせて置くこともありますが、資料作成はとっくに出来上がっている場合が殆どです。
「私は、仕事が早いでしょう!」って自慢の文章では無くて、無類の臆病者で、約束事や仕事が失敗する事が怖いから、早くやってしまうだけなのです。これは私の幼少時代が鈍臭くて、失敗ばかりしていた事がトラウマとなって、早く仕事をする事が習慣化してしまっただけなのです(早く仕事をこなせば、見直しも何回も出来るから)。
自分の医院の仕事は、誰に気兼ねする事無く、自分のペースで仕事をする事が出来るので、あまりストレスが無いのですが、対外的な仕事(同窓会や歯科医師会)は『相手』が居ることなので、自分のペースでは仕事が出来ません。
ついこの間まで、仕事のペース(私は早くやりたい)が違うので、いつもイライラしていたのですが、これは私が悪いです。人には人のペースが存在するので、自分のペースを押しつける事の方が間違っている。「期日に間に合うのなら、ゆっくりやりたい」と思う方がいても不思議ではないですからね。
結論から言えば、私の対外的な仕事は「辛抱強く待つこと」だと考えております。
対外的な仕事にストレスはつきものですからね。
最近のコメント