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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2020年10月 6日 (火)

精密ドライバー。

基本的に外出する際に必ず持って行く「物」は誰にでもあると思います。

私の場合は「カメラ」です。

「そんなの当たり前だろ、今では誰でもスマホに付いてるカメラ持ってるじゃん」と言われそうですが、私の場合はスマホのカメラ以外のカメラ機能しかないカメラです(笑)。

大きな催し物(例えば子供の吹奏楽の演奏会や運動会、歯科医師会の健康フェアー等)では一眼レフ。プライベートではライカ、出張や講演会の場合はコンパクトデジタルカメラといった具合です。

カメラを購入する基準は、とにかく丈夫なことと、飽きの来ないデザインということです。

私はカメラをキチンと整備しますが、使用中は遠慮無くどんどん使い込むのでとかくカメラ本体に傷が付きやすいのです。だからカメラが丈夫というのは絶対条件なのです。

先日の事です。

家族と近隣の町に食事に出かけている時の事です。久しぶりに来た町だったので、家族からすこし時間を貰い、一人カメラを持って町を散策しました。何気ない風景に遠慮無くシャッターを切っていきました。

私は「空」や古い建物をカメラに収めるのが好きなんですよね。

カメラのピントを会わせ、シャッタースピードを決め、光の量を調整する。

こういった一連の作業を練習の結果、流れる様に出来る様になったのです(ライカにはオートフォーカス機能が無いのです)。

何枚も何枚も撮影しているうちに、全くピントが合わなくなってのです。

ちょっと焦りました。このライカというカメラは紛争ジャーナリストや戦争カメラマンにも人気のある丈夫で壊れにくいカメラなのに(汗)。

近くのベンチを見つけ、そこでじっくりとカメラの各部位を点検しました。ピントが合わない理由が判明しました。レンズの底を支えているネジがすべて緩んでいたのです。

ほぼ毎日整備しているのに、全く気がつきませんでした(苦笑)。

ちょうど近くに大好きな模型店があったので、そこの店主にお願いして精密ドライバーを拝借いたしました(店主、ありがとうございました!!)

ドライバーを使いじっくりとネジを閉め込んでいきました。すべてをキツく締め込んでしまうとフォーカスリングの動きが渋くなってしまうので、締め切らずかつ緩まないという微妙な締め込みが必要です。

何度か微調節しているうちに本来のスムーズにピントが合わせられるポイントが見つかりました(ああ、良かった)。

レンズで思い出しましたが、私も眼鏡というレンズを掛けています。

レンズという精密な場所には極小のネジが使われている事が殆どです。定期的に眼鏡のネジも緩むし、出先でカメラのネジも緩む事が分かったので、今度どこかの場所で持ち運びが出来る精密ドライバーを探したいと思いました。

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