インプラント手術の際の手術着についての考察。
とある夜中にとてもビックリした事があったのです。
その時私は、「もう寝るだけ」の状態で寛いでいたのです。何もする事がないので有名YOUTUBERの動画を見ていたのです。その動画に一瞬で引きつけられました。
なんと、その有名YOUTUBERが自分のインプラントの手術の模様を配信していたのです(驚!!)
私が驚いていたのは、Youtubeでのインプラントの手術では無くて、インプラントを施術する歯科医師があまりにも軽装(カジュアルと行った方が良いのか!!)で手術をしていた事でした。
歯科の手術には色々な物があります。普通抜歯、親知らず抜歯、腫瘍切除、歯肉切除、インプラント等々。
一般歯科の手術で代表的なものと言えば抜歯が上げられるのですが、そもそも抜歯する位なので、歯はかなりの割合で感染(要するに汚れている)場合が殆どなのです。だから、状態の悪い(すでに感染している汚染された状態)場所から状態の悪い歯(汚染された)を抜き去る事を意味します。
それとは別にインプラントなのですが、インプラントは感染された歯を抜歯して、術野を完全に滅菌・治癒した状態の部位、つまり綺麗な部位と言うことになります。
感染していない綺麗な部位に、感染していない綺麗なインプラントを埋入していきます。
ですから、抜歯の様に汚染された部位では無くて、感染していない健康な部位にインプラントを埋入手術していくのです。その為に、インプラントの埋入の手術の際は、完全滅菌されているインプラントを術者や環境で感染せさては絶対に行けないと習ってきました。だから、インプラント手術の際は写真の様に滅菌のガウンをスタッフ共々着用しますし、インプラント専用に作られた手術室(事前にスタッフが完全に滅菌の処置をおこないます)を用いて、外部からホコリや菌、ウィルスの侵入をさせないように十分な配慮を行います。
勿論、患者さんの顔も十分清掃を行い、顔には口以外を追布という布で覆ってしまいます。
そのYoutuberの主治医はさも抜歯をするかの様な普段の白衣で(ユニットも特に滅菌されている感じじゃなかった)、患者さんに追布もしていない状態でインプラントの手術をしていたので、凄く驚きました。
もしかして、私の方が時代遅れなのかな??
今はあんな軽い感じなのだろうか。
逆に凄い不安(💦)。
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