手術中、頭の中で考えている事。
当院は外科(抜歯や小手術)が多いのです。
他院からの外科の依頼もあり、割と血なまぐさい現場です(笑)。
日々の診療の中でもっとも多い小手術といえば「水平埋伏智歯」といわれる親知らずの抜歯です。
私、この手術が一番好きで一番得意です(笑)。
しかし得意といっても時間は最低でも15分(長い時は45分くらい)は係りますし、それなりに大変な手術です。
ただ、親知らずの抜歯の時間としてはかなり早い処置時間だと思っています。
抜歯が早いのは理由がありまして、ピエゾサージェリーという骨切りの超音波切削器具を使用しているからなのです。
抜歯時間が早いので、一日にこなせる件数がかなり多いです。
しかし、診療時間後半になってくると器具の数が足りなくなるのではないかといつもヒヤヒヤとしながら診療する事があります。
特に、ヘーベルという器具と先ほど紹介したピエゾサージェリーのチップです。
どれも高価なものなので、ある程度数は揃えていますが、無限にあるわけでは無いので。
というわけで、毎日頭の中で器具の数を考えながら手術を行っています(笑)。
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