人間だもの。
毎日診療を行っていると、多くの患者さんに接します。
やはり治療する側もされる側も人間ですから「感情」が存在します。当たり前です。
以前も何回か、私が患者側の立場で医療機関の先生との関係をレポートした事があります。
その医療機関では、とてもひどい扱いを受けて、ショックを受けた経験があると書いた記憶があります。
やはり、「負(痛みや困難な事)」の状況を抱えて来院する患者さんが多いので、せめて私を含めてスタッフ共々「正(優しく、暖かな)」感情で迎えてあげたいといつも思っています。
しかし、残念な事に最初からけんか腰の上から目線の患者さんもいらっしゃいます。
本当に、もっと素直になれば良いのにといつも残念に思っています。
医者や歯医者は守秘義務の絶対が医療の根底にあるので、患者さんの「負の部分」なんか、第三者に漏れることなんて殆どありません(例外として、厚生労働省の保険の指導の場合は別です)。
だから、もっと素直に自分の悩みを打ち明けてもらえたら、もう少し早く問題の解決のお手伝いが出来ると思っています。
先ほども書きましたが、医療機関側からの上から目線は、とても悩みを打ち明ける雰囲気には慣れないと思いますが、当院は出来るだけそうはならない様に努力しています。
最初から不機嫌で、けんか腰の患者さんの診療を行うときは、明らかにテンションが下がります。
人間だもの当然です。
決して「手」は抜きませんが、「気」は抜けていくのが分かります(苦笑)。
患者さんと医療機関の立場は平等です。
そんなに粋がっても、良いことなんて何にもないと思います。
ご注意を。
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