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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2019年7月14日 (日)

あ〜ブラケット

最近、土曜日の診療の予約はそうそうに埋まってしまう傾向にあります。
で、土曜日に来られない患者さんが金曜日に流れてくる様になって来ています。
土曜は、矯正の患者さんが多いのですが、先週の土曜日は朝から午後までずっとてんやわんやの1日でした。
なぜかといえば、一般の予約以外で、矯正のブラケットが取れたという患者さんが3人も来院されたからです。
やはり、ただでさえ不快な矯正装置。その装置を支えているブラケットという歯に接着しているプラスティックのブロック体があるのですが、そのブラケットが歯から外れてしまうと、その不快感はマックスに達します(苦笑)。
ですから、出来るだけブラケットが外れてしまった患者さんは出来るだけ速やかにブラケットをつけ直してあげたいと思っています。
しかし、全ての歯にはブラケットが接着してあって、そのブラケットは針金のようなワイヤーが全歯にわたって固定されています。
つまり、一つのブラケットをつけ直すということは、一度全てのブラケットとワイヤーを外すということに他なりません(泣)。
一度、全てを外してつけ直すには最低1時間は掛かってしまいます。
予約でぎちぎちの中、そのブラケットのつけ直し作業は困難を極めます。
それが、先週の土曜日は3人もいらっしゃったのです(トホホ・・・・)。
でも、人間、抜群の集中力を発揮すれば何とかなるものです。
全てのブラケットをつけ直しました。
他の患者さんのキャンセルにも助けられましたが,すべての診療が終了した時のは暫く院長室の机の前から動けませんでした。
でも、こういった経験は診療のランクをグングン上げるんですよね。
悪い事ばかりではないのです。
今後は、なぜブラケットが外れてしまったのかを考えなくては。

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