修行不足なのでしょうか?
治療を開始する前には、術前に必ず問診票という質問表を書いて貰います。
その問診票は決して院外に出ることはありません。門外不出の大事な個人情報です。
少しでも、患者さんの意に添えるように事前に記入してもらいます。
例えば,内科的疾患の有無。
歯科は基本的に外科なので、麻酔を使用する事が多いです。
内科的疾患があるとか、アレルギーがあるとかはそこで大まかに判断するしかないのです。
でも、事前に知っているのと知らないのでは大きな差となって現れます。
後は、治療の希望に関して。
痛いところだけの希望なのか、口腔内全体の治療を希望なのか、保険希望なのか、自費希望なのか。。。
こういった、問診票と実際に患者さんの問診してみて、患者さんと一緒に治療計画の立案を行って行きます。
最初には、多少過剰すぎるほどの説明を心がけています。
「これは、必ず治療した方が良いですよ」とか「この治療は出来るだけ治療した方がよい」とか。
ただ、患者さんに強い希望があって、その歯は絶対に抜歯しないとか入れ歯は絶対に入れないとかを最初に伺っていれば、その箇所は基本的には2回目以降は触れない様にします。
嫌がっている患者さんと喧嘩してもつまらないし(とある先生に注意されたのですが、私がインプラントの治療が他のインプラントをメインでやっている先生より数が少ないのは、この『押し』が少ないからって注意されましたが・・・。)、私も精神的に疲れてしまうので。
でも、患者さんに「私が嫌っていっても、必要ならばごり押しで説明して欲しいし、今までの先生はそうだった」と言われてしまいました(泣)。
10年位前も、「やらないでって言っていても、もっと強く言って欲しかった」などとと言われた事があります。
非常に、勝手な言い分だな〜って感じますが、そんなものなのでしょうかね。
修行不足でまだまだ患者さんとの付き合いに努力が必要なのかもしれません。
(一応、言った言わないで争いになるのは嫌なので、患者さんとの会話はスタッフがカルテに書いてくれています。何度このメモに助けられたことか。スタッフの皆様ありがとうございます)
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