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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2018年1月19日 (金)

終わりの始まり。

インプラント治療はとても画期的で、上手くいけばとても良い治療方法です。
現にお恥ずかしながら私にも2本のインプラントが入っています。
しかし、インプラントというのは何らかの原因があり、その原因のせいで歯が喪失ため、手術をして行っているということを忘れてはいけません。
その原因というのが、細菌(プラーク)かもしれないし、過剰な咬合力(力)かもしれません。
そのため、インプラントが口腔内に装着して終了では無く、そこからが本当の戦いになります。
インプラントの手術をするまでが一大イベントの様に歯科医院に踊らされてしまっているのかも知れませんが、それは大きな間違いです。
インプラントを使用して食事や一般生活を行う良いになってから、1年でも1時間でも1秒でも長く口腔内で安全に使用出来る事をめざして計画を立てるべきです。
では、どうしたらそうした事が可能になるかと言えば、メンテナンスを確実に行う事です。
メンテナンスを定期的に受けて、記録を取っていれば医院側も異常に気がつきますし、事態が最悪に成る前に対応が出来ます。
ですから、メンテンナンスに通える歯科医院を選択してインプラントの治療を行うべきと考えます。
先日も東京で手術を受けて、メンテナンスに通院出来なくて途方に暮れている患者さんが紹介で来院しました。当院で使用していないインプラントで、しかもインプラント埋入本数がとても多い方だったので、殆ど手の打ちようが無い状態でした。
金銭的、時間的余裕がある方なら遠地(東京とか)で治療をしてもいいと思いますが・・・・。
インプラントのネジ1本緩んだだけで、わざわざ東京に通院するのは大変だと思います。
その患者さんにも話しを伺ってみると、そのDRは自分の技術に相当の自信があるようで、郡山と東京で連携して治療を行う事をお願いしたそうなのですが、「私が治療するから」の一点張りだそうです。
患者さんが東京の方なら問題ないと思うのですが。。。。。
何度も言いますが、インプラントは手術するまでが問題では無くて、口腔内に装着してからが始まりです。
インプラントの再手術や、やり直しは非常に困難です。
その辺のことを考えて歯科医院を選択する事をお奨めいたします。