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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2017年12月 7日 (木)

他の先生は何て言っているのだろう。

時々、海外の方も患者さんとしていらっしゃいます。
私は英語があまり得意ではないのですが、海外の患者さんがお見えになった場合は日本語と英語のミックスで対応しています(苦笑)。
先日いらした新患の患者さんはフィリピンの方でした。二人でおいでになりました。
一人は日本語が通じる方だったので問題なかったのですが、もうお一方の患者さんは日本語はもちろん、英語も通じなかったので、「口を閉じてください(Please close the mouth)」って言っても通じませんでした。
英語に直してみると、いかに歯科医師は患者さんに対して、口を閉じる行為を要求しているのかが分かりました。
そこで、歯科医師達は患者さんに向けた要求はどんな言葉を使っているのだろうって不思議に思いました。
つまり、口を閉じてくださいって言うときに。
「そりゃ、口を閉じてくださいっていうに決まったいるだろ」と思うのは大きな間違いなのです。
患者さんは、歯科医師にすこしでも良い状態で噛み合わせを診た貰いたいのか、自分の噛み合わせに自信がないのか、かなりの確率で前歯で噛もうとします。
歯科医師が言っている「口を閉じてください(または、噛んでください)」は奥歯で噛んで貰いたいのです。
奥歯で噛んで貰うには「擬音」を使うのが一番だと思います。
私の場合は、「カチカチ噛んでください」とか、歯ぎしりを診たいときは「ぎりぎりしてください」とか言います。
以前聞いたことがあるのは、「カッチンしてください」とか「ごっつんこしてください(これはさすがに無理があるとおもったけど・・苦笑)」とか。
なんとなく、噛んでくださいっていうより、カッチンしてくださいって言った方が伝わりやすいと思いませんか?歯科医師だけかな?
とにかく、地方地域によって、この「噛んでください、お口を閉じてください」の擬音語が変わると思うので、今度調べてみようかな?
きっと愉しいとおもうけどな。

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