ムーンライト
ようやく「ムーンライト」のDVDを借りて鑑賞する事が出来ました。
今年のアカデミー作品賞になったため気になっていたのです。
作品賞が発表されるときに「ラ・ラ・ランド」と間違えて発表されて、実はこの「ムーンライト」だったという事で有名になりましたよね。
先日このブログでも紹介しましたが「ライオン〜25年目のただいま〜」が大変素晴らしかったので、今回の「ムーンライト」」も大変期待して鑑賞しました。
結果的に言えば、映画的には大変優れた作品だと感じます。
しかし、こういった日本では考えずらい日常を舞台にした作品では、なかなか共感する事は難しかったです。
ざっくりと流れを言えば、シャロンという少年が大人になっていくまでの話。
自分の忌み嫌う世界から離れたいと思った少年時代が運命には逆らえず大人になってみると・・・・ってな話。
この映画の中のキャストではフアン役のマハーシャラ・アリが素晴らしかった。映画の中でのシャロンの人格形成に一役買った大事な人物。
それから、「007 スペクター」では知的なイヴ・マネーペニーを演じたとは思えない自堕落なシャロンの母親をナオミ・ハリス。鳥肌が立つほどの殺気だった演技。
カメラワークや人物の描写、どれをとっても素晴らしい撮影。
何度も言うけど、日本の文化に馴染めなかったのが残念。
YouTube: アカデミー賞候補作!『ムーンライト』本国予告編
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