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しろくま先生のブログ
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2017年11月10日 (金)

BLADE RUNNER2049

水曜日の診療終了後にまたまた福島フォーラムへ映画を観に行ってきました。

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「ブレードランナー」と言うのは、1982年にハリソンフォード主演で映画化されたSF映画です。
ブレードランナーの原作は、フィリップ・K・ディック原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という小説です(自分の本棚を探したら2冊ありました。。苦笑)。

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1982年の映画化前にこのフィリップの小説を読んでいたので、この難解なブレードランナーという映画の世界に初めは不快感がありました。「原作と意図が違ってしまっているじゃないか〜」って。
しかし、今考えると2時間の中にあの小説の世界を再現するのはとても無理な話なので、大人になった今になって考えるとよく分かります。
今回の「BLADE RUNNER2049」は前回のブレードランナーの映画の最後から30年が経過した世界という設定です。前回の世界よりもさらに世界は衰退していていますが、未だ生き残っている「旧型レプリカント(人工人間)」の処理にブレードランナー(レプリカントの処刑人)が活躍しています。
とある、旧型レプリカントの解任(処刑)が住んだ後に、今回のブレードランナーでもあるK(ライアン・ゴスリング)がレプリカントが奇跡を起こしたことを知る。しかし、その奇跡とは何かは知ることが出来なかった。しかし、その奇跡の事を調べるうちに、30年間に活躍していたブレードランナーのデッカード(ハリソンフォード)が深く関わっている事を知る。しかし、その奇跡に自分(ブレードランナーK)も深く関わっている事分かってくる。そうして、自分の過去を探していくうちに、事件に巻き込まれて・・・・・という内容。
今回の映画はフィリップ・K・ディック原作には無く、新たに作られた話なので、プロップに無理は全く無く、長い長い映画にも関わらず本当に集中して楽しめました。
この映画、アメリカでは全く流行っていないそう。
そりゃそうです。30年前の映画の事をしっかり頭に入っていないと、全く何をやっているか分からないですから。私はブレードランナーのDVDを持っているので定期的に観ていたので、凄く面白かったですが、この映画が初めてのブレードランナーだと、理解するのは大変だと思います。
凄く暗くて、悲しい映画ですがもう一回映画館で見直したいです。
前回のブレードランナーのDVDを見直した後で。

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