見直しの重要性
インプラントをする時、私は必ずガイデッドサージェリーという安心安全な手術技法を使っています。
私は自分の手術の腕を全く信用していないので(苦笑)、どんな簡単な手術でも使っているのです。
要は事前にコンピュータで診断したインプラント手術通りに患者さんの骨の中に入れたいのです。
事前の診断ではちゃんとインプラントが入ったはずなのに、実際の手術ではズレてしまい大切な血管、神経を傷つけてしまったら、大変ですから。
私がこのガイデッドサージェリーの基礎となるソフトの修得には2年を要しました。
毎月、毎月診療終了後新幹線に乗り、品川のノーベルの研修に通いました。
楽しかったけど、大変でした(苦笑)。
この時の講師の三好先生に、「必ず診断した物を直ぐに決定しないで、かならず時間を明けて(余裕があれば一晩寝かせて)から、もう一度見直しなさい」って言われていました。
恐ろしい事に、前日完璧って思って次の日見直すと、必ず訂正箇所が見つかります。恐ろしい事です。
三好先生の教えのおかげで大事故には陥っていません。
これからも、必ず時間を明けて、余裕があれば2回以上見直しをしたいですね。
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