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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2017年4月26日 (水)

やり直しのきかない年齢


息子が宿題をしている事を観察していると、難しい問題に直面すると3つの対応が有ることに気がつきました。
1:好きな課目でチェレンジしたい時は真剣に頑張って回答を得ようとする。
2:嫌いな課目、もしくは難しいと思った宿題は何とか親に手伝って貰おうとする。
3:最初からやる気が無く、問題を飛ばしてしまう。
ざっくりいえばこのパターンで毎日の宿題問題が展開していくのですが、考えて見れば自分もこんな感じでしたよね。もしかすると私よりマシかもしれません。
息子は帰宅すると宿題を終わらせないと遊びに行きません。嫌な事は最初にやってしまいたいみたいだから。私は夜中まで宿題を放置していましたから(苦笑)。
では、大人には宿題はないのでしょうか?とふと考えました。
もちろん有ります。しかも大人の場合の宿題とは仕事を示すと思うのですが、必ず責任と契約がつきまといます。
その責任と契約の合間に自分のチェレンジしたい事を学習したり勉強したりしないといけません。
年齢的に仕事に関する事ではやり直しのきかない年齢になってきたと思っています。
歯科の技術を物にしよと思うと、今までの経験から最低でも5年。自信をもって行えるまでには10年は掛かります。
だから、新しい技術を修得しようと思ったら、背水の陣で望まなければいけないと思っています。
噛みついたら、最後まで頑張る。やり始めてから「俺、これは向いていないわ」ってはもう言えないのです。
放り投げてしまうと、大事な時間、寿命までも捨てることになってしまう。
だから魅力的な治療法が幾つも紹介されてきていますが、今修得しようとしている技術に自信が持てないと次には行かないようにしています。
一つの技術を修得しようとすると一緒に高額な機材も購入しないといけないですからね。
ただ、齢を重ねてきたため、自分のやりたい仕事を選ぶ『目』は自信を持てるようなっているので、馬鹿な失敗は減ってきていると思いますけど。
息子を観察していて羨ましいのは、やり直しがどんどんきく年齢。沢山失敗して、沢山経験して家族を持つ前に自分の「天職に出来る何か」を見つけて欲しいと思います。