忙しくなければならない
Facebookが精神安定的にあまり良い状況をもたらさないという記事を最近よく目にする様になって来ました。
歯科医師的にみれば、○○先生が「・・・研修会」に参加した、△△先生が「・・・学会にて講演」とかを見て、自分の臨床に焦りが生じてしまうといった現象です。
でも最近の私はとてもひねくれていて、「この先生、診療休診して研修会に参加してよく医院経営をしているな〜」と少々穿った見方をしてしまうのです。いけない、いけない。
開業当時は、自分の治療に技術が足りない事を自覚していたので、積極的に研修に参加して技術を患者さんに還元していかなければいけないと焦っていたのですが、開業10年を超えるくらいからだんだんと従業員の数も増えてきて、自分の技術の向上よりもキチンと従業員に給料を払える方が大事だと思えてしまうのです。
ですから、毎日患者さんがいない時間が少しでもあると不安になってしまって落ち着かなくなります。今月は赤字にならないかって、患者さんが他の歯科医院に逃げてしまっていないか・・・・とか(苦笑)。
これは調べたところ、「忙しくなければならない症候群」って言うのだそうです。
治療法は至ってシンプル。
自分で自分を追い込んで忙しくしていれば良いそうです(苦笑)。
なんとなく、この処方箋をみてブログが続いている理由が分かった気がします。
忙しくないとき、ブログを書いたり、論文読んだり、なにかを必ずしていますから。
朝一でその日に行うスケジュールを決めて、目標が達成出来ると安心してしまって脱力してしまうのですけど。
なんだか、長生き出来そうもないね。
息抜きの重要性をしっかり認識しないとね(笑)。
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