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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2015年2月27日 (金)

大事な事を忘れてしまった休診日

もう2月も終わるというのに、朝のこの冷え込みはなんなのでしょうか?
中年の私には堪えます。皆さんはいかがお過ごしでえしょうか?
昨日は休診日でしたので、色々細々したことをして過ごしました。
休診日の一番の目的は、心身の充電に他なりませんからまずは、充電の方からいたしました。
私の充電といえば、読書と映画鑑賞です。
今回選んだ映画は『AMERICAN SNIPER」です。
本当は、奥さんと鑑賞する予定だったのですが事前の映画評で、「ちょっと重く、辛い場面もある」という評価が多く見受けられたので、奥さんはパスすることに。私一人で鑑賞することにしました。
実は、この「AMERICAN SNIPER」の元になっている「ネイビーシールズ 最強の狙撃手」という原本は2年ほど前にすでに読了ずみでした。本の内容はどちらかといえば、自分の体験記や実体験を淡々と書き記した戦争を読者に知ってもらいたいという趣向で書かれたものでしたが、映画の方は、戦争体験によって受けた体や心の傷(PTSD)に方焦点が絞られていて、戦争の残酷さ、アメリカを守るという大義名分の中で、正当化された殺人を淡々と描いている。

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主人公のクリスカイルの仕事は、海兵隊が敵地へ乗り込む際の後方支援のスナイプ。つまり、仲間が敵地へ行く前に事前に危険な人物を射殺するのが主な仕事。そのため、彼に助けられた軍人は多く、彼を軍の英雄として祭り上げます。しかし、子供や女性などをも射殺し続ける彼の心には澱のような蝕みが溜まっていきます。もう戦争には行かないでほしい家族、英雄視され、戦争に必要とされる身分。彼の中での傾きは戦争の方へとどんどんと傾いていきます。
この映画は、今度のアカデミー賞の受賞した作品を合計しても、それを上回る売り上げを上げているのだそうです。それは納得。あの本をこのような美しい映画に作り上げるクリント・イーストウッド監督の手腕も見事です。
しかし、鑑賞後の体はぐったりと疲れました。
疲れた体のまま(放心状態といったほうがいいかな?)、目的も忘れて近くの大型書店へ。そこで目的の本を2冊と、以前読んで感銘を受けたんだけど、売ってしまった本をもう一度買い直し。良い本って売ってしまってから気がつくんだよね。今年はまで2月なのに買い直しの本はすでに2冊目。

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そのまま空腹に耐えられず、久々の一人カプリチョーザ。カプリチョーザは大学生の頃から通っているのでかれこれ20年以上の付き合い。昔からニンニクのスパゲティしか食べない。なんでだろう?

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空腹を満たし、娘の電子ピアノを買いにヨドバシカメラへ。この電子ピアノも家族で何度も会議を重ね、納得の行くものを見つけ出しての購入。結局一番安いお手軽なものに。1万円ちょっと。パパとしてはもう少し高級感があるものを買ってあげたかったんだけれど、娘がこれがいいというのでしょうがなく。しかし、価格表示よりも5000円も安く購入できた。なんかの特売日だったのかしら。
ラッキーには違いない。

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気分良く、帰宅して思い出した。
今日の目的は、研修会の会場の相談に市役所行くんだった。何やってんだか。

2015年2月25日 (水)

家族の治療

私が歯科医師になって良かったと思えるのは、知り合いに歯の治療をお願いされる時です。
どんな歯科医師でもそれは同じだと思うのです。
昔のことなのですが、うちで勤めていた従業員(すでに退社)の家族が他の先生のところで治療しているのが分かってしまった時のショックは相当なものでした。
マジで1カ月ほど悩みました(笑)。
おっと、脱線しました。話を戻します。知り合いの治療をする時は良かったなって思う時の話です。
で、その中でも一番嬉しいのは、子供から治療をせがまれる時です。
昨晩も、娘の前歯を抜歯しました。
子供たちがふざけあって、乳前歯をぶつけてしまい、グラグラになってしまったのです。
以前から娘と相談して、そろそろだねって話はしていたのですが、ぶつけて軽く痛みが出たための処置になりました。
前にも書きましたが、娘は治療を全く怖がりません。むしろ喜んでいるんです。
昨晩も抜く前に、抜歯した歯を入れるケースをきゃっきゃっ!と喜んで選んでいました。
変わった娘ですが、こんな私を頼ってくれる親孝行な娘です。
今日は、バカ親ブログと相成りました(笑)

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2015年2月23日 (月)

至高の靴職人〜関信義〜を読んで

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最近、花粉症に悩まされ続けていますが皆さんはいかがでしょうか? 花粉症の良いところは、辛すぎて、他の悩みや辛い事が消し飛んでしまうことです。 花粉症のつらさにだけ集中出来るとことだと、良いように解釈。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ところで、久しぶりの書評です。  人が本を読むときは、必ず自分のためになる為の読書(それは面白かったり、興味ぶかかったり)と自分に置き換えて教訓にしたい時など様々な理由があると思います。今回の本は思いっきり教訓になりましたのでご紹介。  今回手に取った「至高の靴職人」という本は、子供の本を探しに行った時に偶然見つけ、中身も確認せずに購入してしまったものなのです。  つまり、読むまでどんな本か分からなかったのです。買う前の感覚としては、よくある料理人のサクセスストーリー的なものなのかな〜位にしか思っていませんでした。 平日の夜中に、それまで読んでいた本をベッドの中で読了し、まだ眠くないからと本棚の中から引っ張り出したのがこの本でした。  この本は、日本の中の靴職人の中では最高の評価を受けていた関信義さんの職人人生を書いた本でした。  本の始まりは、関信義さんが思うように靴が作れなくなった自分を省みて、引退を模索する所から始まります。その後、弟子に教え込む章、自分が靴職人への道を歩み、やがて指導しながらも自ら向上しよとする彼の生き方を章別に丁寧な描写で描かれています。 ・  時は、戦争直後の靴不足の時代から、効率重視の機械化への時代へと流れます。多くの靴職人がオートメーション化の中、職を失い、廃業していきます。それでも関さんは、自分の腕1本で生きていくことを決意。一足上げて初めて工賃が発生する職人の世界。しかも品質が悪いと工賃が下がり、機械で作られた靴に取って代わられてしまう。  関さんは、とにかく品質が高い靴を作らないと生きていけないと肌で感じる。しかも数を多く作らないと生活が出来ない。彼は海外で流行の靴をばらし、研究し、工夫を加え、より高品質で美しい靴を沢山作れる技術を磨き続ける。晩年になってもその生き方は変わらず、いつしか日本を代表する靴職人になっていきます。 ・  この本は、働く多くの人々の手本になることは間違いありません。名誉や地位を考えず、自分のこれと決めた仕事をぶれずに切磋琢磨して邁進し、気がつけば名誉も地位も手に入れている。とにかく家族を養うために工夫を努力を続けてきた結果だというのが賞賛に値する人生ではないかと思うのです。  しかし、関さんは本中で、「いまだ満足する靴が作れていない。そのため、過去の自分の靴を見るのが恥ずかしいとまで書いてます。」 このタイプの人間は、自分の酔うことなく、満足しない人間なのでしょう。  仕事がない、お金がないと嘆く前に自分の足もとを見直した方が早道なのかもしれません。

2015年2月14日 (土)

歓迎会

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こんにちはhappy01

はじめまして、受付の上石ですclover

昨日、診療後、皆さんが歓迎会を開いて下さいましたshine

場所は隣りの「初」でしたwine

遠藤先生も参加されてとても楽しい会になりましたnotes

まだ分からない事ばかりですが、先生やスタッフの皆さんに支えられながら、日々奮闘中ですhappy02

これからもよろしくお願いしますapple

2015年2月 9日 (月)

歯!

現在期間限定で、「村上さんのところ」というファンサイトが開催しております。期間限定なので将来的にはこのサイトは閉じてしまうのですが、そのなかで、こんな質問がありました。
「村上さんが考える自身への最大の投資は何ですか?」
それに対して、村上さんはこう答えています。
「なんだか唐突ですが、人にとって歯はとても大事です。若いうちからまめに歯科医でチェックしてもらいましょう。それ以外のことは、そのうちなんとかなるんじゃないかな。いまから真剣に考えなくても」
なんだか、歯医者の私としては嬉しくなってしまいます。
これを見てから、なんだか懐かしくなり、村上春樹さんの初期の短編集「回転木馬のデッドヒート」の中の「プールサイド」という短編を読み返しました
この中の主人公も、執拗に歯医者に通い、丁寧なブラッシングをしています。学生の頃この本を読み、勇気づけられた思い出があります。
皆さん、歯医者へ行きましょう!!