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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2014年7月28日 (月)

急募!!

求人のお知らせです。

事業拡大のため、歯科医師1名、歯科衛生士2名を募集しております。

経験不問、向上心のある長期間勤務できる方を募集しております。

患者さんの生活の質を向上させるすばらしい仕事です。

是非、一緒にがんばりましょう。

ご希望の方は、下記まで履歴書またはご連絡をいただければ幸いです。

郵便番号963-8041

郡山市富田町字下双又14-281
024-935-4690

2014年7月27日 (日)

今日は仙台でCTの研修会です。

本当に暑いですね。
今日は仙台にてCTスキャンの研修会です。
集中力を切らさずに頑張って行こうと思います。

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追記
今回のCTユーザーミーティングはとても実りあるものになりました。CTの実力の半分も使ってないことが判明。
医療技術も大切だけど、道具を正確に使うということも大事ですね。
こういったセミナーにも積極的に参加していこうと思います。
しかし、仙台は暑すぎてバテバテでした。

2014年7月24日 (木)

日記の効用

子供の時から、勉強が苦手でした。今も得意ではありませんが、嫌いではありません。
それは、勉強のコツが分かったから、おもしろいと考えるようになったのです(苦笑)。
子供の頃は、結果を知るのがとても怖かったのです。悪い点数を知ることが怖かったのです。でも、なぜか悪い点数を取ることは怖くなかったのです。不思議ですが。
心の中を支配していたのは、『問題は後回し』という基本姿勢。
これでは、テストの点数が悪くて当たり前です。復習をしないのですから。
間違った答えを見直して、「どうして、ミスしたのか?」を解明しないでいますから、また同じパターンの問題が出たときに解けるはずもない。
そのうち、正確に回答出来る答えの方が少なくなっていき、赤点だらけという惨憺たる結果に。
そえが、大学へ入学して、誰も助けてくれない危機的状況になって初めて気がつくのです(遅いって・・・苦笑)。
その考え方の方向転換が出来てからは、勉強は嫌いではなくなりました。
試験の回答も予習復習が大事ですが、人生でも同じ事がいえます(笑)。
人は歴史から学び、先へつなげます。
自分の歴史とも言うべき、日記が私の場合、大きな助けとなってくれています。
苦労ばかりを背負い込む人生なので、苦労した時の日記は山ほどあります。それをたまに読み返すと、今よりかなり苦労していることが分かります。
「あのときは、本当に苦労したなぁ。あのときに比べれば今の苦労なんてなんてことないな・・・」等々。
過去に経験している苦労は、事前に回避出来ていますので、人間として成長しているのかもしれません。
偉大な偉人の歴史から学ぶことも多いですが、実は、自分の歴史からの方がもっと学ぶべき事が多いです。
こんなブログを書いているくらいですから、今は、危機的状況なのですが・・・・・。
さあ、自分史を記録する習慣を。

2014年7月19日 (土)

学校歯科健診

子供たちが夏休みに入るこの季節になると、毎日の様に、お子さんが健診の紙を持参して診療室を訪れます。
しかし、不思議なのが、まったく虫歯が無いのにもかかわらず、『虫歯・・・・本』」と書かれた紙を持っていること。
確かに、健診中は、歯科医にとって状況は善くはないのです。暗いし、体勢は悪いし、時間は掛けられないし。
ですから、誤って虫歯と記入してしまうのでしょうか?
虫歯があるのに、虫歯が無いと記入して、悪化するよりは、健診も兼ねて歯科医院へ行ってくださいってことなのでしょうか?
まあ、年に何回かは歯科医院にて検診を行うのは悪いことではないですね。
そういう私も、今週の休診日(木曜日)に、今年最後の学校検診に行ってきました。今回は、所定の時間に健診を受けられなかった学生さん(部活や病欠)が対象。
人数も約40人くらい。
あっという間に終了。私が受け持つ学校は、本当に虫歯が少なくて、私に楽をさせてくれる優良校。
来年は、秋に歯科講話を1時間ほど受け持つことになっているので、そっちも頑張らないと。

2014年7月16日 (水)

書評『心の野球~超効率的努力のススメ』・桑田真澄著

以前に、このブログで紹介した寺内吉継先生の歯の根のセミナーでの話。
セミナー開始早々に、なぜか、桑田真澄さんの話に。
寺内先生はとても熱く、熱く、桑田さんの『裏の努力』」の有用性についてお話されました。
この裏の努力が今の歯医者には必要なのだと・・・。
私は、ご存じの様に、かなりの本好き。
実際に自分で桑田真澄さんの本が読みたくなりました。
寺内先生の初日のセミナー修了後に新宿へ向かい、本屋で何冊か本を購入した・・・というのも以前のブログで紹介しましたが、その中に、桑田さんの今回の本、『心の野球』が入っていました。
で、この本の書評ですが、とても最高な本でした。読んでやる気が出ましたし、元気が出ました。
寺内先生ごおっしゃった、裏の努力についてもいちいち納得しました。
本の中から、ちょっとだけ抜粋すると、
『「表の努力」と「裏の努力」を説明しておくと、表の努力というのは、ランニングしたり、ピッチングをしたり、要するに技術・体力をつける練習のこと。裏の努力というのは、トイレ掃除だったり、草むしりだったり、挨拶や返事であったり、ゴミが落ちていたら拾うことだったり・・・・(省略)・・・・・・・人の見えないところで善い行いをするということは、運とツキと縁を貯金してくれると僕は信じている』という感じ。
最初は、この裏の努力について読みたかったのですが、それ以外の部分でも善い話ばかり。
最近、ちょっと、体調が悪くて、全体的に元気のなかった私ですが、メンタル面は完全に復活する事ができました。この本のおかげで。
ここのところ、書評は控えていたのですが、これは、全国民に読んでほしい。特に、スポーツを頑張っている少年少女、またはこういったお子さんのいる親御さん。必ず役に立つし、前向きになれると思います。
あなたも心のサプリメントいかがですか?

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2014年7月 8日 (火)

娘の乳歯抜歯

今週末に娘の前歯の抜歯をしました。
娘は、大きな怪我を経験しているせいか、全く病院を怖がりません。
特に、私の歯科の治療は全く平気なようで、いつも自分から治療の催促をしてきます。
痛がられて、敬遠されるよりはずっとましで、実はお父さんとしてはとても嬉しい瞬間です。
今回も、前歯がグラグラと揺れてきたので、抜歯をする事にしました。
最初は、1本ずつ抜きたいと言ってきたのですが、親としてはなるべく注射の痛みは少なくしたいもの。
娘に『抜歯を2回に分けるという事は、2回注射することになるんだから、1回で済ませちゃった方が、いいよ』としつこく説明&説得して1回で2本いっぺんに抜歯することにしました。
娘は、抜歯中ずっと笑っているのです。
抜けたら抜けたで、腹を抱えて笑っています。
「早いね〜、もう抜けたの〜、キャハハハハ」って感じ。
ちょっと親としては、別の意味で心配なのですが、まあ、明るく育ってくれてよかったです。
ほのぼのとした休日の午前中でした。

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2014年7月 7日 (月)

西山先生の出張キャディアックス実習

先週の土曜日に、いわきの西山先生に、診療後わざわざ(というか、強引に・・・)来院してもらい、顎の総合診断に使用するキャディアックスの院内実習を行いました。
このキャディアックスは、院内終了後、何度も、何度も従業員と一緒に練習してきたのですが、いまいち正確性にかけると思ったので、疑問を一度に解決しようということで、開催しました。
今回の実習で、自分たちの(というか、私の。。。)ミスがはっきりしたので、かなり有意義な実習になりました。
遠いとこと、しかも診療終了後駆けつけてくれた西山先生ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。またこの日は、患者さんの根の治療のため中村先生もいらっしゃって頂きました。両先生、またご指導よろしくお願いします。

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2014年7月 6日 (日)

7月のGeePeeBrothrsの勉強会に初参加

今月の3日に、初めてGeePeeBrothrsの勉強会に参加してきました。
主幹の青木先生は、私の大学の大先輩です。今回は初めての参加ということで、いつも参加されている、いわきの西山先生に多くアドバイスを頂きながらの参加となりました。
平日の夜に開催されますので、診療を4時で打ち切り、急いで新幹線へ。
会場に到着したのは、開始10分まえ。しかし、参加される先生はまだ誰も到着してなく、青木先生の診療所ではまだ診察が行われいました(苦笑)
今回の勉強会は、西尾先生が「Axiographic fiding undergoing orthodontic treatment with and without premolar extractions」の論文抄読を、多胡先生がケースプレゼンテーションを行いました。

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どちらも、非常に興味深く、勉強になりました。
しかし、どちらの先生もお忙しいのに、よく勉強していますね。
頭が下がります。私も負けないように頑張りたいと思いました。

2014年7月 5日 (土)

実は大変だった今回の出張

前回のブログで寺内先生の『米国式根管治療』の事を書きました。
実は、この裏舞台は本当に大変だったのです。
今回は、この事についてレポート。
寺内吉継先生の主催する『デンタルアーツアカデミー』は、神奈川県大和市中央林間という場所にあります。
この場所は、福島からだと非常に遠いのです。
基本的に、私が出かけて行く研修は、関東と仙台が多いのですが、初日は自宅から早朝でかけて行く場合が多いのです。どんなに遠くても、午前6時に自宅を出発すれば間に合うのです。
しかし、この中央林間に朝の9時には絶対に間に合わないのです。どんな交通機関を用いてもだめなのです。そのため、前日、診療が終了してから最終の新幹線に乗って東京入りしました。
東京では、いつも品川のホテルに宿泊します。会員登録しているホテルがあるので、ちょっと安いのです。
東京に居るからといって、安心は出来ません。神奈川の中央林間へ9時までに到着するには最低でも7時後半には出発しなければなりません。しかし、交通渋滞等の事を考慮して、7時に出発することにしました。逆算して考えると、朝食の事を考えて、5時には起床しなければなりません。
前日、深夜にホテルに到着しているので、あまり睡眠時間もありませんでした。
研修をまだ受けていないのに、もうくたくたです。先が思いやられます。
行きは、品川から山手線の渋谷駅へ行き、東急田園都市線で中央林間まで行きました。かなりの大雨でだったため、かなり苦労しました。こんな日に限って傘を忘れてくる。困った物です。
研修は前日のブログに書いた通り、とてもすばらしく実りの多いものになりました。
帰りは、少し余裕が出たので、今度は小田急で新宿に向かいました。
新宿に向かった理由は、2つ。
一つは、本屋へ行きたかったのです。もう一つは食事。
食事は、学生時代よく通った鈴屋で、懐かしの『とんかつ茶漬け」を頼みました。昔、これが大好きで、月に3回は食べていたな。

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その後は、大型書店巡り。この為に、大きなバッグで中身を空にして新宿へ来たのです(研修用具や実習用具は、研修場に置いてきたのです)。
気になる学術書を1冊、それから文庫を2冊、新書を3冊購入。うきうきとしてホテルへ。
ホテルに戻ると、明日も朝早いので、急いでパッキング。帰りに読みたい本だけ残して、パソコンと購入した本、下着等をトランクに詰め込みました。
夜は、読みかけの小説を読みながら、眠りにつきました。
朝起きて、不思議な事がおきました。
昨晩読んで寝た小説がどこにも無いのです。
トランクの中やベッドの脇などを探したのですが、どこにも見つかりませんでした
いったい私の本はどこにいったんでしょうか?
2日の研修も終了し、体は疲労困憊。
いつもなら、研修後にどこかへ家族のお土産を購入しに出かけるのですが、今日は素直に帰宅することにしました。
しかし、大雨の影響なのか、新幹線の本数が極端に少ないのです。新幹線のホームで90分近く待つ事に。待合所は大変な混雑です。本当に大変な研修出張になりました。

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その後、しばらく疲れが取れませんでした。

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2014年7月 2日 (水)

米国式根管治療

6月の最後の週末に、寺内先生の『米国式根管治療』のコースに参加してきました。
このコースに参加するのは3年越しの夢でした。定員が埋まってしまいキャンセル待ちだったり、日程があわなかったりで、本当についてませんでした。
友人の中村先生のご紹介により、念願のこのコースを受講することが出来ました。中村先生ありがとうございました。

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寺内先生は、私の知る限り、日本での有数な歯内療法医。論文や先生の症例の写真を何度もみたのですが、これは私だったら抜歯だろうと思う歯でも、見事復活させている。期待に胸が膨らまないはずはありません。
米国式根管治療というのはどんな治療法かといえば、マイクロスコープという歯科用顕微鏡を用い、普段裸眼ではみることの出来ない細く細かいの根の中を覗いて治療を行うものです。

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同じ人間がいないように、同じ根管は存在しません。ある程度の予想は付きますが、あくまで予想です。現在行われている根管治療のほとんどは、歯科大学で習った歯牙解剖の知識をもとにして行っています。これは決して悪い事ではなく、ほとんどの患者さんの治療が行えます。ただ、確率統計的に奇形の根管が出る場合があるのです。根管の数が多かったり、途中で枝分かれしていたり。こうした不運は勉強と経験だけでは補えないのです。
そのため、寺内先生は、歯牙1本でさえもCTスキャンを撮影して治療するように指導しています。CTは嘘はつきません。これ以上の確実性の高い治療はありません。
私もCTを診療に多く使用します。非常に有意義な治療が出来ます。CT無しの治療は考えられないと言うところまで来ています。しかし、それはあくまで外科でのことでした。インプラントだったり、手術の為に骨の状態を確認するためだったりに使用していたのです。
それを歯牙1本のためにCT撮影するというのは、考えもつきませんでした。
CTで、詳しい歯の情報を獲得し、その情報という地図をもとにマイクロスコープを用いて治療をするのですから、確実な診断が出来ますし、治療が可能でしょう。
また、根の中の治療が終了すると、今度はその複雑に曲がりくねった根管の中に、神経の代わりとなる薬を充填していきます。この薬も従来使われていたものから、保険適応ではないものまで様々です。
症状に応じて材料を選択するのです。
ここまで読んでもらって、薄々は感じていると思うのですが、この治療は基本的に自費治療となります。1本の歯の根の治療に平均1時間。時には3時間以上もかけて治療を施し、時には保険適応外の薬も使用します。
ここで考えなければならないのは、治療に対する価値観の問題です。
現在、多くの歯科医院にてインプラント治療が行われています。歯を抜歯してインプラントを入れるのか、それともインプラントと同額の料金を出して、自分の歯を持たせるか?それは歯の状態も関わってくる事ではありますが、今後は、自分の歯をもっと大事にする傾向になってくるのかもしれないですね。

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YouTube: Hands on training by Dr.Yoshitsugu Terauchi 20140628-29