価値観
私がインプラントの勉強を熱心にしていた今から4~5年前は、毎週末東京へ研修に出かけ、月1回は診療終了後新幹線に飛び乗り、夜の研修会に参加していました。
講師の三好先生がとても好感が持て、熱心に教えてくれたからです。
当然、膨大なお金がかかりました。
しかし、全くもったいないとは思いませんでした。
むしろ、これで教えてもらえるなら安いくらいだし、習った後の仕事は、やる気に満ち、生活全体に良い影響をもたらしていました。
最近は、全く東京へインプラントの勉強には参加していないのですが。あの頃が懐かしいです。
また、時間に余裕ができれば参加したいです。
でも、こんな風に思うこともあります。
先日、地元で似たような研修会がありました。
地元なので、ほとんど金銭的な負担がありません。
しかし、出席したことで、損した気分になってしまいました。モチベーションは下がるし、気分は悪いし。
この経験は、自分の仕事にもいえるのではないかと思ったのです。
人は、自分が価値あるものに出会ったときには、得したとは思っても、損したとはあまり思わない。しかし、自分に価値がないと思っているものには、1円でも出したくない。
今後も日々努力して、通院して良かったと思われる価値ある歯科医院にならなければと思いました。
それは、歯科の技術はもちろんのこと、患者さんへの接待、患者さんの気持ちにそったサービスの提供ができる医院にならくては。
上から目線の『殿様診療』では、気分がいいのはいってる本人だけですからね。
今日は、皮肉たっぷりでお届けいたしました(笑)。
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