GeePeebrothers研修会参加〜矯正偏〜
Geepeebrothersのシークエンシャル咬合研修会もいよいよ矯正偏を残すのみとなりました。
この1年間かなりの勉強量を必要とする大変な研修会でした。
この1年を振り返ると、資料作成、咬合理論、食いしばり、咬合器、キャディアックス、ワックスアップ等々多くの事を学びました。私も一応、噛み合わせを中心に毎日生活を送っていましたが、正直、経験と感に頼るところが多く、シークエンシャル咬合のデータに基づいた科学的で、圧倒的なエビエデンスには、何度も脳みそがパンクしました(苦笑)。
今回の矯正も、『鬼の集中』で望みました。最初は主幹青木先生の3級咬合の講義。
このシークエンシャル咬合を勉強し始めてから、自分でも矯正を吸収しようといくつかの矯正の講義を受けました。しかし、頭が悪いのか、あまり理解出来ませんでした。しかし、青木先生のたかだか2時間の講義で、スキッと理解出来ました。
青木先生が、私のレベルにまで下げて、ゼロベースにて講義してくれたおかげだとは思うのですが、この講義でこの1年間のバラバラだった講義のパーツ、パーツが一つにまとまりました。たぶんこの1年間の講義は、この最終講義の為の伏線だったのかなと思います。
その後も、2級、過蓋咬合と、難症例の解説を中山先生、多湖先生、青木先生が解説してくれました。
途中、ワイヤーベンディングの実習もありました。
中山先生の講義の中でのことなのですが、中山先生がこんな事を言っていたのです。
『歯並びだけを考え、見た目重視の矯正ではなく、顎機能を考えた噛みやすい矯正を行った場合、女性の顔は見違えるように綺麗になると思うのですが、いかがでしょうか?私は、整形などするのだったら、まず矯正によって顔の骨格を整えることをまずお奨めしたいのですが・・・』
この話しを聞いた後、多くの症例を見たのですが、明らかに女性の顔が綺麗になっているのです。歯並びが綺麗なので自分に自信が出てきたという、心理面も確かにあるとは思うのですが、それを差し引いても、治療前と後を比べてしまうと、確実に綺麗になっているのです。
やはり、顎機能のズレは、いろんな所に影響が出ているのですね。
ただ、残念だったのは、この世界に導いてくれた同窓で、同級で、同県の西山先生が体調不良で欠席だったこと。最期は一緒に写真撮りたかったな(残念!)
今後私も、バリバリ勉強して、沢山練習して、来年から矯正治療を開始し、多くの患者さんのお手伝いをしたいと思います(笑)。
最期に、私と共に頑張った技工士の黒澤さんとサフィスティケートを持って記念撮影
、パチリ
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