昨日のインプラント
今までは、出来るだけ症例に付いてはこのブログに出さなかったのですが、これからは少しずつだしていこうかと思っています。
昨日はインプラント手術でした。
CTで確認すると、かなり骨が軟らかい事が判明していました。そのため、インプラントの初期固定が不十分なのではないかと考えました。
骨の生着を確実に獲得するために、1次手術、2次手術と2回に渡って手術を行うプランをたてました。
それと、骨密度を高めてインプラントの埋入を行いため、大口式というあまり骨を削らずに、錐のような器具を使い骨の切削量を極力少なくして手術を行いました。次の写真が大口式の骨拡大の様子です。
当初は、初期固定が40N以下での予想だったのですが、70Nを超える初期固定を得られる事が出来ました。
当院は、すべての症例にノーベルクリニシャンとガイデッドサージェリーの外科術式を採用していますので、事前に設計していた場所に寸分の狂いもなく埋入することが可能です。
大口式とガイデッドサージェリーの外科術式の組合せが最近とても調子が良いので今後もこの術式を進めて行きたいと思います。
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