すばらしい勉強をさせていただきました。
昨晩のことです。
診療所の建築、増築をお願いした陰山建設の社長である蔭山さんからお食事の招待を受けました。
招待を受けたのは、設計士の大木さんと私。
場所は駅前の割烹でした。
こぢんまりとした落ち着いた部屋には、総現場監督である白川さん、現場監督の田中さん、社長の陰山さん、設計士の大木さんが私の到着をきちんと正座して待っていてくれました。
2~3分遅刻してしまって、非常に恐縮でした。
おいしいお酒とおいしいお料理で場はすっかり和み、楽しい会話をたくさんすることができました。
その会食の中で、陰山建設さんの社会への貢献の話をたくさん聞かせていただきました。
彼らは、謙遜していましたが、除染の行動などは、小さい子供を持つ私たち、特に親の都合で避難させられなかった私などにはとてもありがたく、頭が下がりました。
社長がすごいのは、「そんなの、当たり前だし、別に威張ることではない」というさらっとした雰囲気があるのです。
先日の京都の大雨で嵐山の橋が洪水の被害に遭ったときも、実際は急な仕事が入り断念したようなのですが、直前まで社長は京都へ駆けつけるつもりだったようなのです。
『福島が原発により被災して、全国の皆様に助けていただいた。なので、全国で被災した場所があれば、一番に福島が駆けつけなければならない。それが、これからの福島の責任だ』とさも当たり前のようにいうのです。
本当に、本当に、本当に、すごい社長だし、すごい会社です。
自分の事しか考えられない器の小さい私なんかと大違い。
また、社長は、場を盛り上げるのが天才的にうまい。
手品のように、私の妻と大木さんへぱっと花束を用意し、しかも嫌み無く私たちをもてなしてくれるのは感動ですらありました。
私は、この人(会社)の役に立ちたいと心底思いました。大変すばらしい体験です。
私は、同じような気持ちや感動を患者さんにに対してすることはできるだろうか?
今後の課題です。
建築士の大木さん、陰山建設の皆様、すばらしい増築をありがとうございました。今後も末永くおつきあいしたいと思います。
社長、いつでも誘ってください。また馬鹿話しましょうね(笑)
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