GeePeebrothers主催の研修会へ初参加
技工士の黒澤君と一緒にGeePeebrothers主催の『顎機能(CADIAX)セミナー』に参加して来ました。
講師は、私の大学の大先輩である青木先生です。
このセミナーに参加しようと思ったきっかけは、大学の同級生の西山先生と研修会で討論した2年前にさかのぼります。
私も実は顎関節の構造や機能に関してはかなりの自信をもっていました。
しかし、西山先生との顎機能の話しをしてみると、自分の考え方では、治療することの出来ない患者さんも存在(今までは治せたと思っていただけ)し、しかもその患者さんの対応も適切に行える可能性があることが分かってきました。
当時は、まだ自分の診療に自身をもっていたので、西山先生の咬合理論も興味はありましたが、実際に行おうとは思っていませんでした。
しかし、ここ何年か自分の噛み合わせでは、満足いく結果が出ていないことが多く、再び西山先生に相談し、この研修会に参加することにしたのです。
この研修会へ参加する時に、是非スタッフと一緒に参加してくださいとの事。そこで、私は咬合の理論を技工士の黒澤さんにも知っていてもらいたいと思い、一緒に参加したしだいなのです。
今回研修してみて、顎機能のメカニカルな面を詳しく分析し、それを治療に生かしていくというスタイルはとても患者さんに優しいものだという印象です。
ほぐれた糸をゆっくりほぐしていく感じの治療なので、治療もどんどんシンプルになるし、患者さんは、本当に楽だろうなという印象。
しかし、歯科医師である私へのハードルはかなり高そうです。今までの診療スタイルを壊さないといけないし、勉強量もかなりあるし、器材投資額がかなりの高額。
冷や汗が出ますが、気持ちはやりたくてウズウズしています(苦笑)。
来年でしろくま歯科医院も開院10周年だし、また一歩前に進んでもいいのかもしれません(笑)
三枚目の写真は素敵な青木総合歯科の本棚です。かなりあこがれるスペースでした。
帰りは、技工士の黒澤君と別れて、大型書店へ向かいました。
どうしても欲しい本があったのです。
尊敬している先輩でもある荒滝先生が書いているブログが本になったというので、その本が欲しかったのです。
荒滝先生のブログは歯科医師の私が読んでも、勉強になるので、患者さんにわかりやすく書いている本なら、なおさら欲しいと思ったのです。
結局3件の本屋を回りました。最期の1件でようやくゲット。帰りの新幹線で熟読しました。
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