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しろくま先生のブログ
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2011年1月16日 (日)

緊急事態での対応

土曜の夜のことです。

深夜12時半。

そろそろ、寝ようかと妻と立ち上がって、寝室へ向かう時のことです。

『ド、ドン、ド、ドン』という大きな音が1階から聞こえます。

誰かが来たのかと、外に設置してあるカメラを見ましたが、何も写っていません。

外は大雪です。

妻が心配そうな顔で、『従業員の誰かが、来たのかしら?』と不安を募らせています。

そうすると、また『ドドン、ドドン』と1階から大きな音が聞こえました。

これは、絶対ただ事ではありません。

急いで、警備会社に連絡を入れました。

セコムの対応は、『分かりました。まずは警察に連絡を入れてください』というものでした。しかし、対応の声がなぜかおどおどしていて、すこし不安な気持ちがしました。

妻と一緒に音のする1階に行きました。

音はそのときもずっとしています。『ドドン、ドドドン』って。

音は、どうやら医院の入り口から聞こえてきます。誰かが、外から窓を蹴ったり、叩いたりしているようです。

私は急いで、入り口のロールカーテンを開けてみると、一人の泥酔したスーツの男性がライターの火をつけて入り口のそばにかざしているのが見えました。

とっさに、『これはやばい』と思い、妻に大声で『急いで警察に連絡して~』と声を荒げました。

人間、焦ってしまうと、自分の住所が分からなくなんです。警察の方に『落ち着いてください』と言われて、すこし落ち着いて住所と状況を説明できました。

この間、大体1~2分ぐらい。警察の方が電話の向こうで『電話は切らないで、そのまま実況して』というので、ドンドン叩いて、騒いでいる男の声や音を警察の方に聞かせていました。

警察の方も、『うん、叩いている音が聞こえるね、緊急性が高いので、あと1~2分で警察が急行します、このまま電話は切らないで』といってくれています。

診療室のドアは、ガラス製なので、叩かれる度に、ミシ、ミシ、と今にも割れそうです。

そんなときに、向かいのマンションの中から、男性が出てきて、男に注意し始めました。

泥酔している男は『なんだよ~。やんのか、こら』威嚇しています。それでも男性は冷静に説得してくれているみたいです。

泥酔している男は、そのまま、ふらりと説得してくれている男の方へ向かっていきました。

そのときです。

左と右から一斉にパトカーが到着しました。さらに遅れること2分で、もう一台パトカーが到着。総勢6名以上。

男は手早く確保され、パトカーに乗せられて行きました。

警察の方の手早い対応がとても頼もしく思えました。本当に感謝です。

途中で説得に加わってくれた男性にも感謝します。警察に事情を聞くためそのまま一緒につれていかれてしまいました。

警察の方は、『どうやら男はかなり泥酔しているので、一度警察へ連れて行きます。事情は後で連絡します。』と去って行きました。

その後、警察から事情の説明の電話が入りました。

私の歯科医院の隣は、居酒屋なのですが、その居酒屋に行くつもりが隣の私の歯科医院へ来てしまったようです。しかし、医院のドアがすこし変形してしまったようなのですが、それは器物損壊になるのだろうか。ちょっと警察の方に相談してみようと思います。

警察が引き上げる時、やっと警備会社の方がやって来ました。ちなみに警備会社は家の目の前です。自宅から警備会社が目視できるくらいです。

こんな時のために警備会社と契約しているのに、こんなに対応が遅いのはちょっと問題だとおもいました。警備会社との距離が遠いならまだしも。目の前なのに。警察の迅速さだけが目立ちました。

言葉は変ですが、優秀な泥棒は、大体3~5分で盗みが完了してしまうといいます。今日の警備会社の対応では全く役に立たない。他の警備会社も近くにあるので、まじめに警備会社を変えようかと思いました。

悪意のこもった意見をいうと、警察を確認し、安全が確保出来てから警備会社が来た感じがします。(警備会社さんすいません。でも本音です)

家族とも話ているのですが、隣の居酒屋からの泥酔したお客がしょっちゅう自宅の前でたむろしたり、寝込んだりして大変困っているのです。

近々、居酒屋との間に柵を作ろうと思っています。

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