DAWSONのファンクショナル・オクルージョン
歯科業界には、多くの咬み合わせの考え方(流派)があります。その流派の数だけ咬合器(入れ歯を作る機械)があると言われています。
私の考える噛み合わせのベースとなっているのは、Dowson法といわれるものです。
この考えの基礎となったのは、京橋インプラントセンターの吉田先生に勧められて、ロスへ行き、勉強したものなのですが、私の歯科人生に大きな前進をもたらしました。
その後、日本歯科大学新潟校の小出馨教授と出会い、今の診療が出来上がりました。
この考え方は、インプラントや義歯、小さな虫歯の処置にまで応用が出来き、『削らない治療』の元になっているのです。
そのDowson法の新しい本が刊行されました。しかも監訳には小出先生が担当されています。まさか、私の治療の元になったお二人が協力して本を出版することはとても画期的なことです(私にとっては)。
とても分厚い本ですが、毎日、勉強させてもらっています。
たぶん、何度もくり返し読むと思います。
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