歯科医師の道
包括的歯科治療をいう言葉をしっていますか?
原因をしっかりと見極めて治療を行っていくということなのです。
歯科の場合、口腔内の崩壊は「炎症と力のコントロール」がうまくいっていない場合に起こります。
炎症の場合は、比較的見つけやすく、処置に取りかかりやすいが、力のコントロールを発見するのが非常に難しい。
私も歯科医師になってから、この力のコントロールに力を入れて勉強しているのですが、なかなか難しいです。
先日、とても高価な清書を購入しました。値段は42.000円。かなりのボリュームです。
包括的な治療についての清書です。
先日からその本を夢中になって読んでいるのですが、本当に基本的な事を忠実に行うだけで、驚くべき効果を上げているのです
その中に、ある患者さんの顔面の筋肉についての記述がありました。
それによると、噛み合わせの調整や矯正や生活習慣をひとつづつ訂正をしていくことによって、初診時の肩のこりや眼の疲れ、立ちくらみなどが消失したというのです。
また、顔貌を見ると、治療前は顎位の問題のため、顔面の筋肉のスパズムのために、眼が開きづらく、眼が意識しないと開きにくかったのだが、その問題もクリアされ、くっきりと眼が開き、かなりの美貌に変化していました。
患者さん本人も、自分に自信が持て、非常に積極的な性格になり、渡米したそうです。
この記述を私は読んで非常に感動しました。歯科医がその人の人生や性格まで豊かにかえることが出来れば、これほどの喜びはありません。
やはり、人の体に関与する仕事を選んでしまった以上、一生精進しなければいけない運命にあるのだなと、かなり高価な本を読みながら思いました。この記述を見ただけでも購入してよかった本でした。
本 の中に、どっぷりつかって、仕事、生活をしている先生、いつも敬服しています、
休日は、研修会、勉強会、と上京し、身体に気をつけて
ください。