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しろくま先生のブログ
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2009年6月23日 (火)

本当についていない日

先週の火曜日は本当についていない日でした。

まず、体調が本当に悪くて、たっているのもやっとという状態。

しかし、不思議なもので、患者さんの前に立つと、しゃんとするのですが。

そういった状態で、午前中はなんとかしのぎました。

午後に入ると、さらに状態は悪化していて、本当に目眩がし始めました。

でも、その日は患者さんもいつもより多い状態で、しかも、大学の同窓会の仕事もたくさんたまっていたのです。

患者さんがすこし途切れたので、院長室に戻り、パソコンの画面と見ると、見慣れない真っ黒な画面になっています。なにをしても全く動きません。

仕方がなく、サブのモバイルPCを使って仕事をしようとしても、こちらのパソコンもまったく動きません。

時間をもてあますのももったいないので、ノーベルガイドというインプラント手術用シュミレーションソフトで、今度手術する患者さんの診断を行おうとしたのですが、こちらのパソコンも調子が悪く、診断が先に進めません。

まったくのお手上げです。

そうこうするうちに、また、患者さんが増えてきて、パソコンどころではなくなってしまいました。

診療後、二階の自宅のトイレの前で、ついに意識が飛んで、倒れてしまったようです。

自力で自分のベッドに向かったようですが、あまり憶えていません。完全にノックアウトされた日でした。

その後、パソコンなのですが、メインのパソコンはハードディスクの寿命で修理へ、サブのパソコンは、マイクロソフトによるアップデートにより不具合が生じ、こちらは初期化ということになりました。

やれやれ。

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第3講座にいた大澤です。突然のメールですみません。

先日から体調を崩されているようですが、その後どうですか?とりあえず私の弟(テニス部にいたのでご存知でしょうが、実はもう一人弟がいまして鍼灸師をしています。今回そちら)に話を聞きました。東洋医学の事ですから馴染みが薄いかもしれませんので、流し読み(ほんとに文章長くてすみません)してください。

まず目眩の件ですが、おそらく自律神経失調症の範囲になると思います。ただ可能性が高いのは風邪による体調不良が続いている事、それと目の酷使。無理がたたっている(仕事が何とかできてしまうのが長引く原因)のが理由でしょうというのが弟の意見です。「失調症とは言えないが、他に適当な診断名がないととりあえず失調症にされてしまう」らしいです。
それで、当てはまりそうなのがまず診療。それからパソコン・テレビなどから強い光を浴びることによって、神経が興奮している事。遅い時間までやっていると夜になっても昼と同じ光と体が思ってしまうため、交感・副交感神経の切り替えがうまくいかない。さらに、たまには体を休めようと思っていきなり何もしないと、逆に体がついていけず時間は取ったのに体が充分に回復してくれない等。
就寝に向かって徐々に休む体勢に入っていないのがいけない場合が多いそうです。

また、一般的には4月になると生命力がアップしますので、非常に細胞の動きが活発になります。これが5月に入ると気圧・気候の変わり目になるため、特に腎臓をはじめとする内臓に負担がかかります。体が活発なのに内蔵がうまく機能せず、知らないうちに動きが鈍ってきます。自覚がある人は「だるい」といいます(世間でいう「5月病」です)。さらに6月になると梅雨入りし水分調節がうまくいかなくなってきます。この時期は「梅雨風邪」という人もいますが、大した症状では無いのに長引きます。要は体の変異に頭が気づいてないという事です。

※私自身も毎年この時期にやられるのですが、発汗しないとむくんで体に負担がかかるし、発汗すると水分が足りなくなる(湿気が多いのであんまり補給をしようと思わないらしい)ので、すぐ体がだるくなる、これを繰り返すことになります。要するに適度な体調に合わせるのが難しいんです。さらに内臓の機能も低下してるから、薬を飲んでも効き目が少ないし、負担ばかりかかるという悪循環。

それで猪狩さんの場合、(弟が言うには)体調が整わない原因に「肩こり」が関与している疑いが強いようです(もちろんブログの文面だけでは判断できないのですが、それを承知で)。東洋医学では、血管・神経などの他に「気」の流れというものを重要視します。先ほどの話に戻ると、脳の動きに対して体がうまく連動しない時は、体は「休め」の気(信号)を脳に向かって送ります。ところが肩こりや首の痛みなどがあると、気の流れがそこで止まってしまいます。頭と体(内臓)を繋ぐ唯一の道が滞ってしまうため、脳はその「気」に気づかず体の不調を治そうと必死に回転し、体からは脳の動きをセーブする「気」が伝わらない、結果としてオーバーヒートします。現れる症状としては「のぼせ」や「むくみ」です。特に顔に症状が集中するので、顎関節や目を中心とした神経の痛み・不調などがよくでるようです。個人差がありますから同じ症状ではないのですが、鍼治療の場合、だいたい内臓の動きを正常化させても、肩の張りを治さないと全快しない方がほとんどなのだそうです。
自分でやるならこまめなストレッチです。肩を揉んでもらうのは一点集中になりやすいのと揉む方向が厳密にはあるようなのですが、普通の方だとそこまでやるのは無理でしょうとの事。ただ痛みをとる分には誰にやってもらっても効果はあるそうです。

梅雨が明けると体調も自然と良くなるようですが、梅雨の間は気圧と湿気に負けて(体の内側に向かって)圧がかかり続けますから、思ったようには動かないかもしれません。
もし生活のリズムを整える時は、就寝時間・睡眠時間よりも起床時間を毎日合わせたほうが楽だそうです。
食事は病気の時と一緒で、おかゆなどがいいとの事。内臓の動きが悪いので、栄養価の高いものを取ろうと思っても消化不良になりやすく負担をかけるだけになりやすい。運動は必ず発汗させないと熱が体内に溜まるだけなので注意が必要。
このあたりは普通の風邪と同じ対処でよいそうです。それから症状としては、もし喉に痛みがある場合、最後まで喉は症状が残りやすいそうです。
もし肩こりが無ければ、気の流れが弱っているだけなので、足浴・半身浴などとにかく脳から離れた部分に熱を送るのが効果的。ただし風邪を引いてる時はやめたほうが・・・。静養が一番らしいです。

ちなみに専門医からのちょっと厳しい(笑)ご意見ですが、エアコン弱め、パソコン夜禁止、風呂は寝る2時間以上前(熱が取れないまま布団に入ると余計体温があがってのぼせやすいらしいです)、痛みが無くても肩・首はよく動かす、無理に休もう・寝ようと思わない、寝れずにダラダラ時間を過ごすくらいなら大事な本でも読みながらリラックスしたほうが精神的にはるかにマシだし、眠りにつきやすいとか。長々と書いてしまいましたが、とりあえず思い当たる節がありましたら、対処してみてください。これは今回の症状から推測して言っているだけで、他の病気の場合にはそのままあてはまらないので注意して欲しいそうです。

追伸:弟の治療は一般的に保険でやっている鍼治療ではなく、中国鍼の一種らしく手や足のツボに打っています(例えば腰が痛くても足にある腰のツボに打つ、といった風に)。話の内容も他の鍼灸師の先生と違うと思いますので、あくまでも参考程度にしてください。

ではまた。重ね重ね長くてすみませんでした。



大澤先生

お久しぶりです。
ほんとにありがとうございました。
もう一人ご兄弟がいたんですね。
知りませんでした。
先生からいただいた事は、
今後の参考にさせていただきます。
ありがとうございます!!

by しろくま | 2009/06/26 18:22:00

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